整体道場 樹楽塾 身体研究ブログ

身体研究にご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。

春の痔

整体では心臓の保護です。

それに伴った身体条件があります。


実際に痔になるのはいきみ過ぎ

肛門は緩めなくては便が出ないです。


力を込める行為は肛門を縮める事で逆の働きになってしまいます。


そのような方を観察してると現在は痔の症状はは無くとも

なりやすい癖は残っています。


春は冬の寒さを乗り越えて弛み解放する季節ですが

身体が弛み切らず気持ちだけ解放される事

それらの乖離によりある方は心臓のが過度に働き過ぎ、ある方は痔になってしまいます。


また、同じ事ですが、これらの乖離は自律神経の乱れでもあり、

春は精神的に乱れる事が多くなる事にも繋がります。


新しい事を始める季節とも言いますが

春は「解放」をキーワードに過ごすと

心地良く過ごせるのではと思います。

季節に合った食事をとる

 


去年もこの時期に季節の物をとるというブログを投稿しましたが

春という季節が食に関して特に重要なのだと感じます。


春という季節は整体において冬場の緊張を発散し新しい身体に生まれ変わる季節であります。


食に関しては全身が緩み

緩めない所に不調が現れます。

心臓や頭が特に変動が起こしやすいです。


食に関しては春は山菜が美味しい季節です。

山菜のアクや苦味は毒です。

適度な毒を取り入れることにより、排便をスムーズにして身体を緩めます。


子供は苦味が嫌いだが大人は苦味を好むようになるのは子供は毒を取らずとも環境の変化に対応出来るのかもしれません

大人は苦味がないと環境の変化に対応出来ないかもしれませんし

苦味で楽に身体を緩める事に慣れたからかもしれません。


また、このようなことを言うと「昔の人は季節の物を摂っていたから健康だった」という人がいます。

若しくは季節の食べ物を薬のようにとらえたり極端に食べ過ぎる人も出てきます。


そうではなく、昔は食べる物が季節の物しかなかっただけであり

私たちの身体はまだその時点から抜け出せていないのです。


将来科学が発達して一生室内で生活するってなったら季節の食べ物も必要無くなるかもしれません。

ですが、そうしたら必ず他の不具合が現れます。


色々言ってきましたが、やはり季節の取れたての食物は味だけに焦点を当てても違うと思います。


是非春の食材を取り入れてみてください。

服装はその人の願望の表れ

心理学ではそう言われています。

服装はなりたい自分を表現するものです。


逆に言えば、憧れとは

そうなれない自分が背景にあります。


清潔感がある服装を好むのは自分を不潔だと思っている潜在意識があります。


自分の場合だと自然派な服装を好み

襟つきのカチッとした服装は嫌いですが

必要なら嫌いな服装をもします。


自然派な服装に憧れがあるということは、ボーッとしたい願望があり、つまり常に忙しなく動いてしまう自分があります。

したがって、結局似合うのは嫌いなカチッとした服装になってしまいます。


好き嫌いの問題ではなく

そのような価値観が両面にあるのが人であって

願望の強さが偏りであり

ある意味その人らしさでもあります。


頭だけで相手を判断するのも良くないです。

ですが、自分の願望に目を向けてみると新しい発見があるかもしれません。

さぼりと長寿

自分なりに研究を続けていくと西洋医学と比較してしまいます。


もちろんどちらが良いもありません。


研究を続けていくと健康とは何かという問題にも当たります。


ただ、長く生きることが健康というのは間違ってはいません。

(もちろんそれだけではないです)


自分がやっていることは東洋よりの事なので、周りは西洋医学の否定する人が沢山います。


ですが、やはり、寿命で考えると西洋化してからの方が長いのは確かです。


西洋は原因を取り除き、東洋は原因を元から個々人の力で治します。

逆に言えば西洋的な考えは誰でも生きていける考えです。


当然個々の力を使わないで外部の力に頼るので身体は鈍ります。


どちらが良いではなく

それぞれの考えを理解する事が大事ですね。

身体の波


海に満ち引きがあるように身体にも波による変化があります。


力が有り余っているのが良い調子だとか

動けないから悪い調子ではありません。


動いても動いても疲れを感じず毎日が楽しい状態もあれば

なんかダルくて動きたくない。

寝てたいと思うときが誰にでもあります。


過敏に波を感じ過ぎて日常生活に支障が出てしまうのを躁鬱と言うのですが

この働きは日常起こっています。


それが女性の生理でもあり

男との違いです。


女性は心の状態がそのまま身体の状態になります。


世の中の流れ的に活動的なのが善、引きこもりが悪になってしまいます。


そうではなく、誰しも活動的になる時もあれば休みが必要な時があります。


無理矢理、活動的にしても不調になりますし

自分は引きこもりの性格だからと活動的なることを拒否し続けても不調になります。


社会人になると活動的に生きなくてはいけないみたいな呪いがありますが

適度にサボったり休む事が必要ですね。

兄弟の軋轢

長子の子に弟や妹が出来ると

長子は両親の注意を取られたと感じ

弟や妹と敵対してしまいます。


その時に長子に次子を護る責任を与えると、敵ではなく、護る人になります。


その分長男が家や財産を継ぎ、長男が分家に土地を与えるというサイクルによってある程度のバランスが取れていました。


ですが、現代において全く変わってしまいました。


ある方の悩みは子供同士の仲が良くないとの事です。

そしてお話を伺っていくと、自分の親から「長女だから兄弟の面倒を観ろ」と言われた事が嫌で自分の子には同じ思いをさせたくないと思い自由にさせていたそうです。


時代が時代ですので今で言う虐待くらいの事もあったのだと思います。


ですが、長子にとって次子は敵のままであり

次子にとって長子は恐い存在になってしまいます。


時が経つにつれて兄弟はお互いに距離を取るようになります。

そしてバランスを自然に取るようになります。


それを「何故兄弟なのに仲良くしないのか」と無理矢理くっつけようとすると年月が長い分当然大きな反発が生まれます。


自分が兄弟の仲介者になろうと色々したところで

兄弟の距離はどんどん遠ざかっていきます。


もちろん兄弟が悪い訳でも

躾しなかった親が悪い訳でも

親を躾した祖父母が悪い訳でも

体罰が当然だった時代が悪い訳でもありません。


全て先代からの過去があって必然的な今の私達がある訳ですので

私達の好きなようにならないと嘆く必要もないし

私達の好きなようにするとどこかで皺寄せがきます。


皆それぞれ違うので対等は不可能なのです。

優劣、善悪で差別する事とは違います。

早く生まれたら長子であり、年長であり

少なからず言葉の役割が生まれてしまいます。


だからこそ今自分自身や状態などを受け入れる事が重要ですね。

正しい呼吸とは


一般的には呼吸数の平均が1分間に12~16回と言われています。

多いとストレス等で不調になる指標になると言われています。

少ない分には賛否両論あります。

 

少ないメリットとしては二酸化炭素耐性が上がり酸素が身体に行き渡る事によって末端の血管が広がり冷え性などが改善します。

 

よく言われるデメリットとしては自律神経失調症や呼吸器系統の病気であると言われてます。

 

陸地の動物は常に呼吸してますし

息を止めれる動物や人が常に呼吸している生き物が優れているのかと言われても分からないです。

 

なぜ、呼吸をゆっくりにした方がいいのでしょうか。

 

多くの現代人は時間と物とストレスに追われて生きています。

結果緊張状態が長く

また、何でも得ようとする風潮などから

酸素を多く取り込もうとして過呼吸気味なのは事実だと思います。

 

だからといって、無理やり呼吸数を静めれば良いのかと言ったら

これも乱暴な考えになってしまいます。

社会ではテキパキと動く必要がありますので減らして生活すれば良い訳ではありません。

 

寝るときすらも呼吸数が多くなってしまうのは

リラックスしたところで直ぐ緊張状態にならなくてはいけない生活があるからです。

 

何が言いたいかというと、生き物は常にバランスを取っています。

必要があれば早い生活だろうと不調は無いのです。

むしろ変に呼吸数を弄ったりすることによって不調になってしまいます。

 

つまり、不調が起こるのはやりたくない事をやったり、休みたいのに休めないからです。

問題の根本は呼吸数や呼吸を止められる秒数ではなくて

欲求通りに行動出来ない不満なのです。

そしてそういう人は真面目に欲求を無視して

手を抜く事が出来ずにやるべき事を緊張して行います。

 

もちろんそれは素晴らしい事です。

ですが、その欲求の解離が原因で不調になる方は

緊張状態をやめて今まで緊張状態で行っていた事をしてみる。

その緩ませる手段として二酸化炭素耐性を鍛えてみる。

そうすると少し考え方が変わるかもしれません。