一般的には呼吸数の平均が1分間に12~16回と言われています。
多いとストレス等で不調になる指標になると言われています。
少ない分には賛否両論あります。
少ないメリットとしては二酸化炭素耐性が上がり酸素が身体に行き渡る事によって末端の血管が広がり冷え性などが改善します。
よく言われるデメリットとしては自律神経失調症や呼吸器系統の病気であると言われてます。
陸地の動物は常に呼吸してますし
息を止めれる動物や人が常に呼吸している生き物が優れているのかと言われても分からないです。
なぜ、呼吸をゆっくりにした方がいいのでしょうか。
多くの現代人は時間と物とストレスに追われて生きています。
結果緊張状態が長く
また、何でも得ようとする風潮などから
酸素を多く取り込もうとして過呼吸気味なのは事実だと思います。
だからといって、無理やり呼吸数を静めれば良いのかと言ったら
これも乱暴な考えになってしまいます。
社会ではテキパキと動く必要がありますので減らして生活すれば良い訳ではありません。
寝るときすらも呼吸数が多くなってしまうのは
リラックスしたところで直ぐ緊張状態にならなくてはいけない生活があるからです。
何が言いたいかというと、生き物は常にバランスを取っています。
必要があれば早い生活だろうと不調は無いのです。
むしろ変に呼吸数を弄ったりすることによって不調になってしまいます。
つまり、不調が起こるのはやりたくない事をやったり、休みたいのに休めないからです。
問題の根本は呼吸数や呼吸を止められる秒数ではなくて
欲求通りに行動出来ない不満なのです。
そしてそういう人は真面目に欲求を無視して
手を抜く事が出来ずにやるべき事を緊張して行います。
もちろんそれは素晴らしい事です。
ですが、その欲求の解離が原因で不調になる方は
緊張状態をやめて今まで緊張状態で行っていた事をしてみる。
その緩ませる手段として二酸化炭素耐性を鍛えてみる。
そうすると少し考え方が変わるかもしれません。