野口整体・身体(神氣體)研究

野口整体・身体操作研究ブログにご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。神氣體とはざっくり言うと心の動きが體に表れる事です。身気体や心技体は個人や行動などよりミクロな事柄を表します。総括した意味で神氣體としてます。

暗い気持ちが身体に残る

私たちは、日々明るく前向きな心だけで過ごせるわけではありません。誰にも言えない**「暗い気持ち」や「暗い欲求」**が心の淵に溜まることもあります。 しかし、野口整体の視点から見れば、それらもまた生命の切実な現れです。今回は、内側の「暗さ」と、そ…

春の過ごし方

春という季節は、身体が冬の「引き締め」から「弛み」へと大きく転換する**「身体の大掃除」**の時期です。今回は、この時期に特有の「身体の波」と、不調を回復させるための「自覚」の重要性についてお話しします。 生命のリズム:「高潮」と「低潮」 私た…

子供がベビーカーに乗らない

春の陽気が心地よく、外へ出かける機会も増える季節になりました。 今回は、子育て世代の皆様からよく耳にする「ベビーカー」を題材に、子供の純粋な欲求と身体の成長について、野口整体の視点からお話しします。 子どもがベビーカーを指さすのに乗らない事…

「気休め」が生命の弾力を生む

「手かざし(愉気)」は魔法のように何でも治すものではありません。しかし、現代医学が「現状」を映し出す一方で、私たちが心身を整えるために「大丈夫だと言ってほしい」という欲求、そして「気休め」という名の安心が必要なのもまた、生命の真実です。 今…

自分の「急所」を打ちつける

■ 人は、自分の「急所」を打ちつける 先日、歩いているときに思い切り**左足の3・4指(薬指と小指の間)**をぶつけました。 ただの不注意かと思いきや、ぶつけた瞬間に「これは久しぶりにやったな…」と、自分の身体の状態を理解しました。 なぜなら、**左足3…

冬の「引き締め」から春の「弛み」へ

立春を過ぎ、暦の上でも日差しの暖かさからも、少しずつ**春の気配**が感じられるようになってきまし た。 野口整体では、季節の変わり目は身体が大きく変化する時期であり、特に冬から春への移行は**「身体の大掃除」**の季節であると考えています 。今回は…

人の生命の「偏り」は悪い事ではない

整体操法において、私が手を当てて観察する場所は、まさにその人の生命の「偏り」が色濃く現れている特徴的な部分です。 身体の「気張り」と「虚」は、その人の個性 野口整体では、身体の特定の箇所に注意が集まりすぎたり、逆に鈍って注意が届かなかったり…

日常こそが最大の「鍛錬」

「鍛錬」と聞くと、多くの人は「厳しい規律」や「過酷な反復練習」を思い浮かべるかもしれません。しかし、身体の理(ことわり)から見れば、真の鍛錬とはそれとは少し異なる姿をしています。 今回は、メモに基づいた**「鍛錬の本質」と「日常の重要性」**に…

時代の感性が「異常」を決める

時代の変遷とともに、人々の価値観や生活習慣は劇的に変化します。かつては「異常」や「狂気(キチガイ)」と排除されていたものが、今では「趣味」や「文化」として受け入れられることも珍しくありません。 今回は、時代によって移り変わる**「狂気」の定義…

「早食い」が身体を固くする

日々の生活、特にお子様がいらっしゃるご家庭では、食事の時間は「戦場」に近いものがあるかもしれません。今回は、ご質問いただいたメモを基に、「お腹の硬さと早食い」、そして現代人が陥りがちな**「栄養至上主義」**が身体にどのような影響を与えるのか…

文明の高度化と感性の固定化  

文明の進歩とともに、私たちの**「感性」が一定の枠組みに固定化**されていく現象について、野口整体の視点から考えてみたいと思います。 現代社会では、絵画はより写実的に、言葉はより一元的(論理的)に整えられる傾向にあります。しかし、こうした文明の…

薬の必要性と「身体の鈍り」

季節の変わり目に風邪を引かれ、ご家族のために「早く治さなければ」と気を張っていらっしゃるお姿、お察しいたします。 野口整体の視点から、今回の「薬と眠り、そして身体の要求」についてお話しします。 ### 風邪は身体の「大掃除」である 野口整体では、…

宗教は本能

私たちは、特定の教義を信じることだけを宗教と呼びがちですが、野口整体の視点や生命の歴史から見れば、**「宗教的な営み」とは、人間が生き残るために刻み込まれた「本能」の一つ**であると言えます。 今回は、現代社会で希薄になった「縦社会」や「役割」…

「ちょんまげ」が首を伸ばす

かつての日本人が当たり前のように行っていた「ちょんまげ」や「ハチマキ」といった文化。それらは単なるファッションや記号ではなく、実は身体の理にかなった驚くべき**「養生の知恵」**でもありました。 今回は、頭部の構造と現代人の不調、そして昔の知恵…

まじないを解き、純粋に「生きる力」を味わう

呪いやまじない、と言うとどこかオカルトめいた響きがありますが、その本質は**「場を整え、手順を踏み、特定の方向に注意を集める」**という、極めて人間的な儀式にあります。 今回は、現代社会に溢れる「洗練された儀式」と、それに対する私たちの感性の変…

満員電車で感じる「重心」の感覚  

満員電車という過酷な環境も、視点を変えれば立派な「稽古の場」となります。 今回は、日々の通勤の中で磨かれる**「武術的感性」と、身体の「自立」**についてお話しします。 満員電車で失われる「重心」の感覚 私たちは満員電車の中で揺れに襲われると、**…

「気張る」は生命の躍動

謹んで新春のお慶びを申し上げます。 旧年中は「樹楽塾」をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。 本年も、皆様が自らの身体の声に耳を傾け、**「生きる力」を最大限に発揮できるよう**、稽古を通じて共に学んでいければ幸いです 。 新年最初のブロ…

正しい呼吸法~全身で呼吸する~

私たちが整理体操で行う呼吸法は全身で呼吸する事です。 昨今胆田であったり、腹式呼吸であったり、逆腹式呼吸であったり、様々な呼吸法があります。 私もこれら色々な呼吸法をやり込みましたが、やり込めばやり込むほど、普段の呼吸が不自然になり、逆に不…

四股の効用

私たちの身体訓練の教室では整理体操で四股や舟漕ぎ運動などの運動を行います。 これらは大陸的なウエイトトレーニング等との対比で持ち上げられたり 足を高くあげるのは不浄だとか神話的な精神性で論じられたり または、三半規管を鍛えるとか細かい身体の使…

前髪と肩こり、ストレートネック

ストレートネックが不調の原因になっていることが多いです。 スマホ等の画面の見すぎが良く言われています。 今回は少し別の視点から見てみます。 首や肩こりの原因に顎が上がることもあります。 普段ならば眼球で少し上を見るのですが 前髪が邪魔だと顎が上…

箸の持ち方から神體を感じる

正しい箸の持ち方は、上の箸を鉛筆を持つように親指、人差し指、中指で持ち、下の箸は親指と人差し指の付け根で挟み、薬指で支えることです。箸先は揃え、上の箸は親指を支点にして、人差し指と中指で動かします。 とAIが教えてくれます。 実際多くの人が 箸…

欲求は欲求として処理しなくてはならない

現代社会においてほとんどの不調の根源です。 そして完全に欲求通りに動くことは不可能です。 多くの場合、欲求を他の方向で発散してしまうことが多いです。 眠いのに寝れない お腹一杯なのに飲み食いをしなければならない 上司に怒られてムカついのに殴れな…

膝の痛み、床生活で股関節を使う、時間の効率化

武道、武術をやっている方に膝の痛みを訴える方が多いです。 武道、武術は畳や床の文化です 現代はどうしても机、椅子になってしまいます。 現代は機械の発展で掃除すら自動になりました。 床で立ち座りするのは膝の筋肉や骨の構造で行うのではなく、股関節…

時間の価値観~日本人は服を畳む、時間を無駄にする

私は昔から畳むという行為が苦手です。 服は畳むと教育を受けてきましたが 家でも言われてもやらず 1人暮らししてから畳む事をしたことがありません。 ですが、最近は袴を履く機会が増えて畳む事自体に慣れて余裕が出てきました。 私自身の価値観は服を畳む…

宇宙の法則と野口整体の体癖

森羅万象諸行無常盛者必衰 これらの言葉が宇宙の法則を表していると一般的に言われます。 もちろん間違いな訳ではありません。 とても的を射ています ですが現代の知識に合わせて理解しようとすると齟齬が起こります。 良い悪い 明るい暗い 元気病気 高潮低…

不調は思いの強さ

自分で自働運動やヨガをしてたり 他人に愉気してると過去の出来事を思い出したりします そして身体は必ず変化しています 良い悪いではありません 私自身ずっとトラウマ、コンプレックスのようなものがあり 周りの友人等のお陰で乗り越えたと思ってはいたけど…

寿司を握ると整体施術の身体操作

ここ一年くらい外で食事が出来ず 家で食事をするのですが その中でも楽しみは週に一回程寿司を握って食べることです。 素人ながら一年位やっていると上達していきます。 よく寿司は握ってはいけないと言われますが 整体もマッサージと違い押したり揉んだりす…

雪の日は股関節調節の適

先日遅い初雪が降りました。 私達の世界では股関節を調節するのには雪の日が適と言われています。 雪の日=寒い日です。 気温がマイナスいかなくても雪を実際に見た時の方が寒く感じます。 (雪が珍しく、いつもの景色が銀世界に突然変わる興奮で寒く感じない…

鼻腔の重要性 気合法の発声発音

最近の発見です。 私自身慢性鼻炎とまではいかなくても花粉症もあり鼻は詰まりやすい方です。 いつも通り車のなかで声を出す稽古をしていると (他に出せる場所が無いので…) 鼻腔の詰まりに意識がいくようになりました。 と同時に過去の出来事がフラッシュバ…

春の変化を感じる

段々と暖かくなってきました。 身体も緩み初め冬とは全く変わって来ます。 生物は環境に順応します。 最近は科学の発達で冬でも暖かく過ごせるので季節による変化に疎くなりますが それでも変化は激しいものです。 昔ほど敏感になる必要は無いですが 現代で…