皆さんは出産というとどのように思われるでしょうか?
痛い、辛い、それらを乗り越えるから特別で素晴らしいもの
そのように思われる方が多いかと思います。
もちろん、ドラマやドキュメンタリーを観ていたので、辛さを映像で見て感情移入し、それを乗り越えた感動が出産だと私も思っていました。
学校教育でも母親が辛そうに頑張って出産してる映像を授業で見たような気がします。
ですが、野口整体では妊娠、出産は快いものであります。
そう言われれば確かに生ある私達は皆生まれ、生みますので、痛い、辛いなどネガティブ面が強調されている気がしなくもありません。
実際に当事者ではないとはいえ、その立場になってみると、確かに初期や後期に不調はありました。
ですが、やはり一般的な常識は脚色されている感じがします。
野口整体だけでなく、今は本でもYouTubeでも知識は得ることが出来ます。
現代において出産のあり方が変わって来ています。
無痛か自然かはさておき、出産は気張ってはいけない、という事が現代の出産のあり方になってきました。
私達が教わってきた事とは大分変わりました。
野口整体の価値観に似ているもの、少し違うもの、補足するようなものなど色々と勉強になります。
昭和は特に頑張る事が素晴らしい事という価値観なはずなので出産は頑張るものというのはある意味当然です。
野口整体が時代を先取っている訳ではなく、頑張る正義によって出産の本質が変わっているのです。
それは昭和以前、戦いが生き抜く術の主流になったからなのか、始まりは分かりません。
そして一周回ってまた本質が大事になっている感じもします。
私自身もしっかりと物事を観て勉強していかなくてはいけないのだと感じました。