こんにちは、樹楽塾です。
このようなお悩みを解決する記事を書きました!
今回は野口整体の学び方についてのご紹介です。
記事の前半では、『好転反応』について解説し、
記事の後半では、『好転反応の流れ』をご紹介します。
この記事を読み終えることで『好転反応』を理解できるだけでなく、野口整体の世界観の愉しさが感じれるとうれしいです。
体癖について知りたい方は
体癖論
からどうぞ。
目次
1.野口整体とは
野口 晴哉氏
(1911年 – 1976年)
整体操法は日本各地に伝承された民間療法や外来の手技療法の効果を検証し、有効な技術だけを選び出し、編集して生まれました。
人間が全力を発揮して生きるための教育(体育)方法が原点になりました。
好転反応とは
心身が変化した結果
その落差から起こる「不調」です。
最も身近な例だと筋肉痛です。
日常使われていない筋肉を使うと
動きに心身が適応しようとします。
その過程が筋肉痛です。
好転反応は筋肉だけでなく、リンパ、皮膚、血液、内臓等すべての部位にて起こりえます。
当塾では特に自働運動(活元運動)を行った際によく観られる反応です。
具体的な症状
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精神面、生理的な症状:
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だるい、倦怠感、眠い、あくび
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お腹の症状:
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便秘、下痢、吐き気、腹痛
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頭の症状:
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発熱、頭痛、頭が重い、ふらふらする
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見た目でわかる症状:
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発汗、皮膚の変化(湿疹、吹き出物)、目やに、尿の色の変化
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腕、肩、舌など体の一部の症状:
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痛み、しびれ、痛みを感じる場所の変化
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好転反応の流れ
好転反応には弛緩、緊張、排泄反応を経過して回復します。
先ほどの筋肉痛に例えると
筋肉を使うと休ませようと弛緩し動けなくなります。
そして、痛みを伴い腫れが起こります。
最後に腫れが引きます。
このような流れを通して再び身体を使えるようになるだけでなく
同じ動きに適応した身体になります。
当然筋肉を急激に使えば反応も激しくなりますし
筋肉に焦点を当てたとしても
筋肉だけでなく全身で好転反応が行われます。
私の場合、筋肉痛の痛みが引く過程で
多くの場合下痢になります。
これもお腹が悪いと観てはいけないという事です。
弛緩反応
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弛緩反応は、緊張状態にあった心身がほぐれることで起きる反応です。
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固くなっていた心身がほぐれると、血液やリンパの流れが改善し、副交感神経が刺激されてリラックスした状態になり、だるさや眠気を感じます。
緊張反応
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過敏反応は、弛緩した箇所が元に戻る際に痛みやかゆみを感じる反応です。
- 発熱をしたりします。
- 別の場所が痛み出したり、古傷が痛む場合もああります。
排泄反応
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排泄反応は、施術を受けて血液・リンパの流れが良くなることで、体内に滞っていた老廃物や毒素を体が排出されて起きる反応です。
- 排泄物や皮膚に変化が出やすいです。
好転反応が出た時の対処法
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弛緩反応: 急激な倦怠感や疲れが出た時は体を横にして休むようにしましょう。寝る前に、コップ一杯分の水分を取ると排毒の効果が高まります。
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過敏反応: 急激な痛みや炎症が出た時は体を横にして休むようにしましょう
発熱がある場合は、体を冷やすために薄着になりましょう。水分をしっかり摂り、休息を取ることで体が回復します。
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排泄反応: できるだけ多く水分を取りより排泄を促します。吐き気がある場合は、軽い食事を摂り、胃を休めましょう。排泄は緩む反応でもあるのでゆっくりと過ごします。
まとめ
野口整体が難しいのは知識や技術ではなく
個人を相手にしているからです。
この奥深い世界に興味を持っていただけたら
ご一緒に学んでいけたらと思います。
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