野口整体・身体操作研究ブログ

野口整体・身体操作研究ブログにご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。

体癖論

この記事で解決できるお悩み

  • 野口整体について知りたい方
  • 体癖について知りたい方
  • 整体を勉強し始めた方
  • 整体の勉強に行き詰まりを感じている方

 

こんにちは、樹楽塾です。
このようなお悩みを解決する記事を書きました!

今回は体癖についてのご紹介です。

記事の前半では、『体癖について』について解説しつつ、『体癖の使い方』をご紹介します。

記事の後半では、『各体癖についての概要』ご紹介します。

この記事を読み終えることで『体癖について』を理解できるだけでなく、野口整体の世界観の愉しさが感じれるとうれしいです。

各体癖について知りたい方は
体癖論←(準備中)
からどうぞ。

1.野口整体とは

 

野口 晴哉氏

(1911年 – 1976年)

催眠療法、指圧、気合法等をまとめ野口整体としました。

整体操法は日本各地に伝承された民間療法や外来の手技療法の効果を検証し、有効な技術だけを選び出し、編集して生まれました。

人間が全力を発揮して生きるための教育(体育)方法が原点になりました。

 

1.体癖とは

 

野口晴哉先生が身体に現れる感受性の偏りを纏めたものです。

あくまで指標になります。

 

生きる事には当然『力』が要ります。

その『力』の使い方に個人の「癖」があります。

癖が身体を作ります。

 

感受性の偏りとは

 

『力』が余ると圧縮して凝固し

どこかで鬱散しようとします。

 

例えば、嫌なことがあったら

身体を動かしてスッキリする人もいれば

物を壊してスッキリする人もいれば

お腹いっぱい食べて忘れる人もいます。

 

前者が運動出来ない状態になったら当然不調が出ます。

凝固された『力』は内側で自己破壊と自己修繕をすることによって

自分の中で鬱散しようとする働きになります。

 

また、運動でスッキリするハズが食べてスッキリしたと思ったとしても

今度は食べ過ぎが起こりうるのです。

 

 

個人の体癖

 

一人を観た時に体癖は表と裏と潜在の三つがあります。

 

体癖は同じ傾向の奇数偶数が混ざる事が無く、

奇数だけ、偶数だけになることも無いです。

 

これらの3つが身体の波により変化していきます。

 

身体の波は月、水、季節等が複雑になっているので一概には言えないですが

一番わかりやすい例で言うと朝と夜の変化です。

日中は緊張優位なので緊張体癖が濃くなり、夜は弛緩の体癖が濃くなります。

日中明るく行動的だった人が、夜になると不安で寝れなくなる事が起きる事でもあります。

 

 

体勢とは

 

体勢とは時々の欲求の現れです。

 

例えば、多くの人が空腹を身体で感じます。

その時体癖に左右型が無くても、左右型の身体になります。

欲求が満たされると元の身体に戻ります。

 

しかし、頭に偏りがあると、12時だからお腹が空くのように

頭で空腹を感じる人がいます。

 

このような癖の固定化が体癖でもあります。

 

体癖は生まれた時から不変とされていますが

大きなショックで体勢が固定化され

体癖のように振舞うこともあります。

 

 

見分け方

 

本書では体量配分計が使われています。

当塾では自作のボドスコープで運動と足の裏の比重を測り

研究をしていますが、

体量配分計は手に入れるのが困難ですので

それ以外の事についてまとめました。

 

身体の見分け方

 

顔、表情、運動、背骨等

すべての身体が観察の目安になります。

手の指、足の指一つとっても、

どの指に力が入っているかによって癖が見えてきます。

 

覚えておいていただきたい事は

体癖は腰椎3番の偏り運動だということです。

 

感性の見分け方

 

意外にも好みを聞くという事も目安になります。

読書が趣味なら上下、食べ歩きが好きなら左右でも遠からずです。

 

ですが、一概に読書が好きだから

絶対に上下と思うのも間違いが起こります。

 

同じ読書好きでも

上下的に考えるのが好きな人もいれば

前後的に知識を身に着け活用する人が好きな人もいれば

捻じれ的に知識量を蓄える事が好きな人もいます。

 

好きなことを聞いて、その理由まで聞くことが

感性で見分ける上で重要になります。

 

 

感覚による見分け方

 

実際体癖は身体を観ても、感性を聞いても

全て一貫して特徴が現れる事は無いです。

 

腰椎3番を観察する以外曖昧になってしまいます。

 

感覚で見る(気で見るという言葉は好きではないので)

という事を知って頂けたらと思います。

 

パッとその人を観た時にどこに目が行くかです。

嫌が応でもその人のスタイルに目が行ってしまう

その人の笑顔に目が行ってしまう

 

この感性はその人の一番の特徴を表しています。

つまり、現在の強い偏りを表しています。

 

観る人により多少変わる事でもありますが、

観る側の視点が極度に偏っていない限り

(家族内でしか対人関係が無いなど)

大人数で観ても2,3に絞れると思います。

 

 

平衝要求の2方向

 

体癖的な力の流れは

大きく奇数と偶数で分かれます。

 

奇数が発散型

偶数が集中型です。

(開閉型は源なので逆になります)

 

捻じれ型を例にすると

外部に力が向くと

相手に打ち勝つという感受性になり

顕示欲が強くなり

 

内部に力が向くと

負けたくないという感受性になり

承認欲求が強くなります。

 

心身の反応で言うと

奇数は頭で感じ、

偶数は身体で感じます。

 

同じ嫌な事があったら

奇数は不快と感じ

偶数は身体が痛いと感じます。

 

 

上下型

 

腰椎1番に焦点が集まる癖を上下型と言います。

頭が主体であるため

権力のような概念的力を重視します。

 

1種(上下型外向き) 

 

学者タイプ ファンタジー系の作家

 

・身体的特徴

顔、首が長く

線が細い

アキレス腱が張りやすい

 

・動きの特徴

ぴょんぴょん飛び跳ねたように歩く

≒(上の動きが中心の為5種の速さは無い)

 

・感受性の特徴

欲求を頭で昇華する

妄想空想が得意で行動には移りづらい

何より寝るのが好き

食べるものは時間や効果を考えて食べる

服にはあまりこだわりがない

 

・幼少期

ぼーっとしていて大人しい。

外で遊ぶより、積み木みたいなので遊ぶ。

自分ルールで遊んでいる。

 

・学校

授業中に物語を考えていたり

空想にふけっている。

部活は文化系 帰宅部

空想先が学問ならば飛びぬけて成績優秀

逆に関係ない事ならばあまり成績は良くない

(2種は優等生 1種は優等生っぽい)

 

・恋愛

あの子の顔が整っているのが好き

みたいに頭で感情を理解する

≒(5種の損得)

いつに結婚して

子供はいつで等将来設計がしっかりしているが

空想するだけで満足してしまう

 

・家庭

口は強いので亭主関白になることがある

あまり夫婦生活を必要としない。

 

・仕事

別の事を考えているため、言われた仕事が出来ない。

上に立つと口だけになってしまう。

 

・私生活

今週末はキャンプに行って、テント建てて、等

南国に住んで、部屋はリゾート風、

あ、でも、お風呂は日本風がいいなとか

空想するだけで満足できる人。

勉強好きで難しいことを話すのが好き

(2種と違い自分の見解を持つ)  

もしくは都市伝説などオカルトチックなことが好き

(6種は大義名分を元に行動に起こすが1種は行動に起こさない頭で考えているだけなので波風が立たない)

 

・特徴的な有名人

(有名人は性質上5,6、7、8が混じる事が多い)

jkローリング

森鴎外

 

・1種の得意事

政治家や学者、作家等頭の中で物事を考える事

先々を空想して行くので論文や法律等

 

・1種の悩み事

口だけと言われる

運動が得意ではない、必要としない

頭の中で生きているため協調性がない

サラリーマン、営業職などには向かない

 

1種が得意な仕事は門が狭い

5種を取り入れることによって 行動に移す力が出る

3種を取り入れることによって 協調性が生まれる

 

自分が1種だと思ったら

もしくは考え事ばかりしていたら頭を使い過ぎたと思ったら

 

・患いやすい病気

流れる時間がゆっくりな為か長寿の体癖と言われる。

 

・対処療法

頭が疲れた

鼻、首、アキレス腱を温める等をしておくと良い。

1種は頭を休めることをすると頭がより働き

他は休まる

 

2種(上下型内向き)

 

事務職

 

・身体的特徴

首が太い

胃が弱い 

 

・動きの特徴

ゆっくりであまり動かない

特に首から上の動きが無い

 

・感受性の特徴 

言われないと出来ない

言われたことはきちっとこなせる

現実的なことを色々考えて疲れる

一番人と関わって波風が起きにくい

人と人との接着剤のような人

 

・幼少期

大人しくていい子

 

・学校

問題を起こさない優等生 

≠(5種は問題を起こす優等生)

成績も上の下辺り

部活は誰かに言われた部活に入る

運動は苦手でも上のいう事をきちんと守るため

意外と体育会でもやっていける

 

・仕事

言われたことを言われたままできる

いても目立たないが、居ると場が和む

 

・恋愛

好きになられたら好きになって付き合うタイプ

自分からアタックしない

現実的性欲が弱い

 

・家庭

女性が下という価値観だと

亭主関白になる可能性はあるが

問題が起こりにくい

 

・私生活

寝てればよい

誰かに言われた服をきて

誰かに言われた物を食べる

アニメ、漫画、ネット好き

 

・偉人、有名人 

目立つことが苦手な為

特徴が強い人は有名人に向いていない。

 

・得意事

サラリーマン

事務仕事のような

ミスをしてはいけない仕事に向いている 

 

・悩み事

平凡が悩み 

 

・患いやすい病気

胃潰瘍

 

・対処療法

頭が働かない

首の横を温める 

左の後頭部を温める

 

 

左右型

 

腰椎二番に焦点が集まる癖がある。

感情、色気、食い気などを重視する。

 

3種(左右外向き)

 

みんなのアイドル

 

・身体的特徴

全体的に丸い

背骨が湾曲している

華やか

食べ過ぎると心臓に負担がきやすい

左の足首がぼさっとする

 

・動きの特徴

左を中心にクネクネ動く

 

・感受性の特徴

周りの注目が欲しい

自分の感情が全て

湾曲の境界点は捻じれる為

捻じれのような振舞いをすることも多い

 

・幼少期

周りに見て見てーって言い注意を集める

感情の起伏が激しい

自分以外に注目が集まる者を敵視する

 

・学校

クラスの中心的存在

運動が得意ではないが

注目を浴びるためメジャースポーツをやる

3種が集まるといわゆる女の戦いが起こる

 

・仕事

華やかなもの

誰かに見られる職業

モデル、ショップ店員、等

 

・恋愛

アイドル的にちやほやされるが、モテるとは限らない

あの人も好き、この人も好きって分散して一人に的を絞れない

熱しやすく冷めやすい

ドラマや漫画みたいな恋に憧れる

(6種は感情より雰囲気に左右される)

 

・家庭

綺麗な物を部屋に飾りたがるが

物が増え部屋の中はぐちゃぐちゃになる

物を捨てられない

 

・私生活

写真を撮ってインスタに上げる

なんでもいいから食べる事自体が好き

華やかな色の服を身に着ける

 

・偉人、有名人

イメージとしては小倉優子やももちのようなキャラだが

実際アイドルに3種が色濃い人は少なく感じる。

男性だと加藤一二三九段

 

・得意事

人に好かれる

 

・悩み事

太るのに食べてしまう 

ブランド等流行なものにお金を使い過ぎてしまう

 

・患いやすい病気

食べても胃腸は丈夫

代わりに心臓に来ることが多い

 

・対処療法

3種体操

食べ過ぎ体操

 

 

4種(左右内向き)

 

流行りのダークヒーロー

 

・身体的特徴

線が細い

腸が弱い

お腹の一部が硬くなる

 

・動きの特徴

右に重心がある

 

・感受性の特徴 

他人の感情に敏感

自分の感情が後回しになる

人に嫌われたくない

3種とは正反対に陰の人を惹きつける魅力がある

ため込んだ感情が爆発する可能性がある 

ヒステリックになりがち

過去に意識が行きがち

潔癖症

 

・幼少期 

常に他人の表情を見てる

親にそこにいてって言われたら

泣きたい欲求に耐えながらそこにいる。

≒(2種は何も考えない)

 

・仕事

他の人の愚痴をよく聞く

意外と人にも好かれる

飲み会などで少人数が周りにいる

ため込んだ感情の行き先が芸術等

他の感性的な物なら力になる

 

・学校

相談され役

誘われたからって理由で部活を決める

勉強や運動などは叱られたくないため平凡の少し上

 

・恋愛

相談されたまま好きになられたりして意外にモテる

思いはあっても告白出来ずおまじないなどする。

 

・家庭

不満が発散できずため込んだ場合は怖い

いきなり離婚を切り出されたり、人が変わることがある。

 

・私生活

少人数で行動するのを好む

もしくは誰かについていく。

美食家、美味しいものが好き。

食が細い

 

・偉人 

平野歩

ムンク

 

・得意事

誰かの相談を聞く

≒(8種より表面的だがもらいやすい) 

 

・悩み事 

ストレスが溜まる

≒(8種には打ち明けられる)

 

・患いやすい病気

腸炎

 

・対処療法

感情をため込み過ぎた

お腹を温める

 

 

前後型

 

腰椎5番に焦点が集まる癖がある。

呼吸器に特徴が現れやすい。

損得勘定が価値観にある。

 

5種(前後型外向き)

 

社会人 合理主義

 

・身体的特徴

肩幅が広い

呼吸器が丈夫

手足が長い

 

・動きの特徴

行動がテキパキしている

歩くのが速い

 

・感受性の特徴

損得勘定で動く

リズム感が良い

何でも出来ると思い込んでる 

器用貧乏

 

・幼少期 

何をやっても人並以上は行く

小さい時は天才ともてはやされる

 

・学校

文武両道才色兼備

成績は上の中辺り

悪さはするが咎められない

≠(7種が悪目立ちする)

常に計算してる

友達も損得で選ぶ

 

・仕事 

いわゆる仕事が出来る人

複数業務を効率良くこなせる

資本主義に適している

一番現代人

 

・恋愛

一目惚れをされることが多い

付き合うと外見と計算ばかりで表面的で色気が無く

幻滅されることもしばしば

 

・家庭

家庭より仕事を優先する

 

・私生活

とにかく動き回る

平日は仕事

平日夜はクラブ

休日は仕事仲間とゴルフ

休日夜は旧友と飲み会みたいに忙しい

あまり睡眠を必要としない

≠(上下は睡眠が大事) 

 

・有名人 偉人

岡島瑞徳先生

スポーツ選手全般

井上直哉選手

 

・得意事 

運動

 

・悩み事

人に憧れられる事はあっても好かれはしない

 

・患いやすい病気

腎臓がやられると暗くなる

 

・対処療法

新しい事を始める前

運動する

 

 

6種(前後内向き)

 

理想主義 カメレオン

 

・身体的特徴

なで肩

胸板が薄く

呼吸器が弱い

顔が小さく現代の美人(美男)

 

・動きの特徴

前傾で元気なさそうに歩く

 

・感受性の特徴

空気感だったり見えないものに過敏 

≒(4種の人より薄く広範囲)

傷付きやすい(傷付くことを美しいとも思っている)

散りゆくものに美を感じる

行動に移せないから言葉にして表現する

 

・幼少期

喘息になりやすい

はいはいが遅い

一人遊びが多い

 

・学校

文化系(音楽系)等に多い

他人から嫌われはしないが適度な距離感を保っている

影が薄い

成績は中の上あたり。

可もなく不可もない。

 

・仕事 

演者に向いている

TVに出ている人に多く最近の傾向だと6種が強い

(前は5や7)

 

・恋愛

場の空気を大切にするためロマンチスト

現代においてはモテる。

 

・家庭

平和主義 

いてもいなくても差がない

スイッチが入ると熱い事を語る

 

・私生活

食べても太らない

神社やお寺など精神世界に興味がある。

 

・有名人、偉人

整体では三島由紀夫が典型的な6種と言われている

身体を鍛え、理想を求め、主張し自〇する

米津玄師等現代に多い

 

・得意事

自分の思いなどを言葉にする演説など

物書きにも向いている

 

・悩み事

持久力が無い

 

・患いやすい病気

肺炎などの呼吸器疾患

 

・対処療法

スピーチの前など

肘を温める

 

捻じれ型

腰椎3番に焦点が集まりやすい癖がある。

腎臓の働きに関係し

勝ち負けに拘る

 

7種(捻じれ型外向き)

人情熱い親分

 

・身体的特徴

胴から足にかけて太い

生殖器に負担が来る

左の股関節が外転で引っかかる

脇腹が硬い

 

・動きの特徴

腰を勢いよく振って歩く 

 

・感受性の特徴 

負けず嫌い

声が大きい

量が多いのが好き

服もヒョウ柄等、派手なのが好き

思い立つ前に行動が起きている

 

・幼少期

喧嘩ばかり

人と比較する

大人しく出来ない

 

・学校

身体も捻じれているため大人しく座っていられない

いわゆる問題児

入るなら運動系

腹筋100回とかボリュームあるのを好む

目標があれば強い

無いと猿山の大将で弱い者いじめする 

 

・仕事

5種と違い計算が無い

5種が質なら7種は量

5種は計算が入るためある程度で諦めてしまうが

7種は勝つために諦めない。

そのため大成する可能性が高い体癖である

 

・恋愛

好きになったら直球勝負

結婚も早い

 

・家庭

生物的に女性のほうが強いため

尻に引かれる場合も多い。

他で威張ったりするところが無いと

家で威張りだす。

 

・私生活

何事にも一生懸命で忙しい。

格闘技が好き

任侠映画が好き

 

・有名人偉人

藤原紀香

 

・得意事

人の上に立つこと

≒(前後と違い人を使うのが上手い)

 

・悩み事

衝動的になり後で後悔する

 

・患いやすい病気

帯状疱疹

 

・対処療法

頑張らなきゃいけない

身体をよく捻じる

 

 

8種(捻じれ内向き)

 

我が道行く 

 

・身体的特徴

7種とは逆に捻じれる 

共通点も多いが受け身で7種ほどの激しさはない

胴から足にかけて太い

腎臓が弱くむくみやすい

喉や鼻の風邪を引きやすい

鈍い

 

・動きの特徴

腰を振って歩く

 

・感受性の特徴 

負けたくない

ボリュームがあるのが好き

焦点が定まりづらい

思考と行動にブレが生じやすい

負けたくないから

人と違う事をしてしまう

 

・幼少期

アトピー体質だったりする

病弱で中毒状態

上に7種がいると弱くなりやすい

逆に下にいると丈夫

 

・学校

分散してしまうため努力のわりに成果が出ない

7種ほどの熱量は無い

信念があれば強いが

弱い者いじめをしやすい

 

・仕事

正義を掲げ弱者を守る公務員

我が道を行ければ良い

人の下に付き、またその下に人がいる。

中間管理職(周りからは嫌われる)

 

・恋愛

思いはあるが(自分でも気付かない事が多い)

中々行動に起こせない

行動を起こせば激しい

欲求不満が風邪になりやすい。

 

・家庭

7種と似ているが

7種は他に外で圧力が無いと矛先が家庭に向き

8種は他で外で圧力を受けると矛先が家庭になる

 

・私生活 

誰も成し遂げたことない事を成し遂げたがる

≠(7種は明確な目標)

 

・偉人

イチロー選手

 

・得意事

褒められると伸びる

人と違うことをする

 

・悩み事 

コンプレックスが強い

 

・患いやすい病気

脳梗塞

 

・対処療法

足裏を温める

大口開き

 

開閉型

腰椎4番に焦点が集まりやすい癖がある。

生殖器に変動が起こりやすい

本能的で他の体癖が癖

 

9種(開閉型内向き

 

変人 排卵状態 男性的

 

・身体的特徴

背も身体も小さい

手足も小さい

顔のパーツが中央に寄っている

肩が狭まる

 

・動きの特徴

小股で速い

≠(前後は大股で速い)

 

・感受性の特徴

執着、嫉妬が起こりやすい

≠(4種は感情的、9種は本能的)

興味が向くと他のすべてを忘れて邁進する

捻じれが鈍器なら9種は鋭器

間を大切にする

 

・幼少期

一回遊び始めたら永遠と遊んでいる

なぜなぜが多い

 

・学校

変わり者や変人扱いを受ける

学校生活に馴染めない

 

・仕事 

マルチタスクのようなことが苦手

専門職には強味

基本社会には馴染めない

 

・恋愛

愛が狭く深いためストーカー気質

相手を自分の所有物のように思う

恋人が他の人と仲良くするのが許せない

 

・家庭

血筋を大切にする

家庭が張り詰めた空気になる。

 

・私生活

人の悪口ばかり言う

 

・偉人 

野口晴哉先生

アインシュタイン

 

・得意事

専門的な事柄の研究

 

・悩み事

集中しすぎて周りが見えなくなる

 

・患いやすい病気

嫉妬の権化のがん

依存症

 

・対処療法

目の温湿布

 

 

10種(開閉型外向き

 

母性愛 生理状態

 

・身体的特徴

身体が上にも横にも大きい

≒(左右や捻じれは部分、10種は全体的に)

外側に重心がかかる

出産後急激に太る

 

・動きの特徴

ガニ股で歩く

お尻が上下しながら歩く

 

・感受性の特徴

弱いものをほっとけない

器がでかい

騙されやすい

 

・幼少期

誰にでも優しい

動物の世話が大好き

 

・学校

困っている人がいたらほっておけない

クラスで孤立している人がいたら真っ先に声をかける

不真面目ではないがなぜか成績が悪い 

 

・仕事

看護師等に多い

(最近は前後が多い気もする)

忘れっぽいため一般職には向かない

 

・恋愛

弱っている人が寄ってくる

≒(4種は同情、10種は助けを求め)

≒(捻じれは弱い人が寄る、10種は弱っている人が寄る)

ダメ男からモテる

 

・家庭 

女性だったら子だくさんな人が多い

子どもが独立できない

 

・私生活 

野良猫に餌を与えるのが趣味

お金の貸し借りでトラブルになりやすい

 

・偉人

 

・得意事 

弱人の世話をする

 

・悩み事

弱った人を抱え込み過ぎてしまう。

抱え込まれた人は甘え、より弱くなってしまう。

無意識に自〇する可能性がある

 

・患いやすい病気

糖尿病

 

・対処療法

右足の小指を引っ張る

 

 

 

10.注意すべきこと

 

 

気を付けて頂きたいのは

自分はこの体癖だからこのように考え、行動すると決めつけてしまい

占いや性格判断のように考えてしまいます。

 

体癖は自分を閉じ込めるものではなく

偏りやすい感受性から解放していくことです。

 

個々人が違う様に、純粋な体癖は存在しません。

体癖があって個人があるのではなく個人を理解するための体癖です。

 

今回は体癖に絞って書いていきましたのですが

癖の表れ方と言うものは当然、男と女によっても変わりますし

身体の波によっても変わっていきます。

 

例えば、

男性、

低潮(年←女性は生理がある為月も重要)

体癖7-2-9だとします。

この場合、7種のはずが裏の2種も強く作用するため

8種の感受性に近くなります。

 

他にも、コンプレックスを力にした8種は7種以上の圧力があります。

 

このように、体癖は複合的なので他の要素とも変わっていきます。

体癖の序列も指導者によって解釈が変わっています。

自身の今後の研究のテーマでもあります。

 

著書にもあるとおり難く考えすぎないでも頭を使ったら

1種体操で頭を休めるなどはありです。

 

自分はこの感受性だと決め付けはしてはいけません。

逆にどれにも当てはまる気がすると思うひともいるかもしれません。

後者が正しいのです、

 

それこそ体勢が重要です。

環境との関係です。

 

同じ人でも風邪を引けば捻じれるし、思春期には9,10種が強くなります。

女性は排卵と生理、出産がありますので骨盤の可動性は男性と比べて格段に弾力があります。

 

会社経営者は5種が多いと言われていますが、会社経営者だから5種でもないし、5種だから会社経営に向いているわけでは無いです。

 

11.まとめ

 

野口整体が難しいのは知識や技術ではなく

個人を相手にしているからです。

 

この奥深い世界に興味を持っていただけたら

ご一緒に学んでいけたらと思います。

 

 

HP

https://kirakujyuku.com/

公式ライン

https://lin.ee/dIr6hCp

  • この記事を書いた人


石渡 弘樹

整体道場 樹楽塾 主宰。研修生生活を経て独立。

「元気があるから生きている」を理念に活動中。

趣味は合気道

  

*1:ちくま文書 体癖 野口晴哉著