人は誰でも悪いと言われれば悪い気がしてきます。
リスクマネージメントでは無いですけど、生き残る為にリスクに注意を集めるのは当然の事です。
ただ、脅し文句は悪徳商売や宗教だけに使われる訳では無いです。
西洋医学は数値等で病気と判断します。
東洋医学も悪いのは他の原因があると言います。
どちらにおいても、人から「悪い」と言われた事を「治された」ら
もっと他が悪いんじゃないかと他の異常を探し作ります。
それが例え元気な状態であってもです。
西洋医学は「数値が悪いから将来病気になる」と言います
東洋医学は「ここが悪いから将来病気になる」と言います。
もちろん、お互いある程度の症例を踏まえた上での可能性なので高いのは確かです。
しかし、人の身体に確かな物はないです。
数値が悪くたってどこが悪くたって
元気に生きていれば良いのです。
長く生きれば良いってものでもないし
何年後に死のうと構わないのです。
問題なのは身体の判断が他人基準になる事です。
商売心理と言いますか、言う側も言い切る自信が無いというか「もう来なくて良いですよ」と言えないのです。
人は人に「問題ない」と言えず
「悪い」って指摘されたいのです。
井戸端会議の病人自慢は趣味でやっているのです。