整体道場 樹楽塾 身体研究ブログ

身体研究にご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。

トイレと痔

 

昨日の下痢に関連して、
便を観察してますと
冬場細かった便が暖かくなるにつれて太くなっていきます。

身体が緩んでくる証拠です。

でも、便意が無いのになかなか出ないときもあります。
今は自然と出てくるまで待ってますが
前は踏ん張って出そうとしてました。

それで良く肛門が痛かった事があるのですが
便を出す運動は腸が動き肛門が開く事によって便が出ます。

踏ん張るのはやってみれば分かると思うのですが閉じる運動です。

肛門が閉じたまま無理に便を出そうとするから痔になります。

また、近年トイレを居心地の良い空間にする風潮が強いですが、
トイレの時間は短い方が自然です。

多くの動物にとって排便は無防備であり、
自分の居場所を知らせる危険な行為です。

居心地が良いと長い間、便を出す事になりますが
それだと肛門のメリハリが無くなります。

肛門のメリハリが無くなると閉じる動きと開く動きがしにくくなります。

これも痔になる原因です。


矛盾してるようですが
力を込めて頑張ることと、出す事は逆の動きです。
頑張らず、便意が来たらサッと出す。

肛門を健康に保つ秘訣です。