整体道場 樹楽塾 身体研究ブログ

身体研究にご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。

地面を「蹴る」と「蹴らない」を使い分ける

 

様々な身体操作で地面を蹴る事をします。
地面を蹴る事によって反発の力を使います。
その反発の力は流石、足の力というべきか
とても強い力です。

 

ただ、強い力はそれだけバランスを保つために別の強い力を必要とします。

そうやって保たれたバランスは居着きを引き起こします。
もしくは居着きを解放したとしても一方向にしか動けません。

 

逆に地面を蹴らない事によって重心移動の力で自由に動けます。
蹴るほど瞬間的な力は無いものの察知させず重心さえ動かせれば、体重分の早く強い力になります。

 

どっちが強いとか早いとかはありません。
別種類の早さになります。

瞬間的な強い力を使うときは地面を蹴り、
自由な力を使うのは地面を蹴りません。

 

使い分けれるようになりたいですね。