整体道場 樹楽塾 身体研究ブログ

身体研究にご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。

武術的目付の違いから視る文化の違い

私はまだ若輩ですし流派は星の数ほどあり

また文化の交流によって純粋というものが存在する訳もなくよって全て当てはまる訳もなく

偏った見方であるのを考慮した上でお読み下さい


日本武道は宮本武蔵五輪の書を基本とする事が多いので観の眼が使われます。

観の眼とは自然界だと敵対しないということです。


中国武術だと力の方向に眼を向けます。

自分の力が中心であります。

自我が強く表れる技術でもあります。


カポエイラだと相手の眼を見ます。

日本武道とは逆で敵対の意味になりますが

個と個のコミュニケーションということでもあります。


現代は眼と眼を見て話すのが礼儀であったり基本とされています。


一昔前の人間内の階級制度が薄くなってきた事でもありますし、個ということが重要視されている時代でもあります。


何が正しい、良い、正解等は一切無いです。

強いて言えば文化の中に正しい礼儀としてあるくらいです。


意図や環境が違えば文化も違います。

文化が違えば重要視されていることも違います。


多様性が騒がれている昨今ですが

文化の意味も理解できるとより多様性の時代生きていくのが楽になりますね。