整体道場 樹楽塾 身体研究ブログ

身体研究にご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。

次元とスピリチュアル的思考の飛躍

次元という概念が商売で使われています。

人間が感じれるのは三次元までと言われている。

次元とは自然法則を概念にに当てはめているだけです。


次元という概念があって現象があるのではなく

現象を次元にカテゴライズしているだけです。


視覚が感じれるのが所謂三次元だからそう言われているだけです。


身体の中に内臓があるなんて周知の事実

次元の話だと、内臓は奥行きの四次元です。


時間を視覚的な軸に加えた所で結局は自然界を表そうとしてるだけです。

これらが役に立つのはスピリチュアルではなく科学や道具です。


写真は縦横高さの三次元ではなく

縦横時間の三次元的な概念になります。


レントゲンは写真に奥行きを含めた四次元以上の概念を二次元に落とし込む道具です。


高次元とか何とか言われていますが

所謂軸は概念なので増やそうと思えばいくらでも増やせます。

簡単なところだと、物質から元素等の種類、色、匂い等

軸と設定すれば軸になります。


これらは誰もが知っているものです。

次元等、科学は現象に概念を取り付けるものであって

上昇したりするものではないです。


科学が使えるのは現象を利用した道具です。


自分の都合のよいように知識を利用するのではなく

現象を観察する力を養いたいです。

名前と時代背景

https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/year_men/boy.html

子供の名前のランキングを観てみたのですが

とても面白いですね。


その時代の価値観がそのまま表れている気がします。


大正は清や正、勇、実がよく使われています。

昭和初期になると博、進、学など勉学を意味する文字が使われるようになり

戦前だけは勝が出てきます。

戦後になると誠、修、浩

昭和後期になると健や剛など身体の事になります。


平成になると翔や大、輝など明るい文字が出てきて

平成から令和にかけて海、空、樹など自然を表す文字になっていきます。


時代背景から名前も自我に影響し

よい意味で個性、悪い意味で呪いのような働きをします。


その人や時代を知るのに名前も重要ですね。

使いたくない日本語


私は「頑張れ」という言葉が好きではありません。

語源に諸説ありますが、どの意味でも

頑張れとは励ましてるようで

縛り付ける意味になります。

それは受け取り側の違いだけでなく

言霊として言葉自体に意味を持ってしまいます。


心理学的にもタブーな言葉にされているほどです。


とはいえ、他に相手を激励する言葉で汎用性のある言葉が日本語にはあまりありません。


「気楽に」と日本語で言うのは頑張り過ぎている人を宥める感じがあり、激励のニュアンスが少ないです。


だから励ます時に我が家では英語で「take it easy」と言うようにします。

日本語の気楽に程意味を重く捉えられなく

気軽に言える言葉だからです。


言葉は道具です。

どの言語が優れてるではなく

より良い道具があるのなら使うのもありです。


昭和、平成初期は頑張る事が正しく

今の時代は頑張る事が問題にもなっています。

もしかしたら次の時代は皆地に足着かず

励ます言葉が「頑張れ」が適切な時代に戻るかもしれません。


このように言葉は伝えたい事を適切に伝えるただの道具です。


皆さんも伝えたい事を上手く伝える為に日本語に縛られる事なく使ってみてはいかがですか。

O脚の身体と膝の痛み

 

自分で身体感覚を練っているとどうにも左の内股に力が入らないのです。


他の部位は練れば練るほど変化があるのですが

ここだけはどうにも弛緩しています。


その内に膝が亜脱臼のように深く曲げるとゴクゴク鳴るようになり

動き続けると外れるのではと思い整形外科でCTを撮って貰いました。

そうしたら膝のゴクゴクは関節に脂が溜まっている状態らしく

それ以上に半月板はすり減り内側の靭帯が切れている状態なそうです。


学生時代の過度な運動

過去の怪我の影響

恥骨が飛び出し

踵体重

猫背

がに股

アキレス腱の緊張


様々な要因が繋がり

内股に力が入らないのに納得してしまい

逆足で庇うようになりました。


そのまま運動してると逆足に激痛が走り

逆足が全く着けなくなりました。


面白いもので、そこまで反応が出ると

弛緩していた内股が動くようになるのです。


ですが、痛みが無くなると元の状態に戻ってしまいます。


弛緩していても使い続けなくてはいけない。

知識で諦め庇うと痛みで知らせてくれる。


とりあえず苦手だったつま先立ちを続けていくと

アキレス腱の緊張が変わり

恥骨に痛みが出て

股関節が変わり始め

つま先立ちが楽に出来るようになりました。


どうしても身体の構造や知識が先行しがちですが

動かそうと無意識にし続けることが重要ですね。

動かそうとすると動かなくなる矛盾

難しい話ですが

物事は全て両面性があります。


例えば膝が痛いとします。

主な原因は右の股関節がつっかかりだとします。

 

当然右の股関節を動かそうと意識すると思います。


ですが、動かそうと意識している間は

必ず動かないという前提があります。


ですので、同じことを意識し続けるのは

変化しないのと同じことになります。


だからこそ、練習等で動きのきっかけを意識することは重要ですが

意識したら忘れないと

意識に縛られる続けることになるのです。

感性に知識は必要

日々生きている日によってなんとなく調子の違いがあると思います。


地球に生きている限り地球に及ぼされる様々な影響を受けます。


例えば

朝と夜によって光りも温度が違います。

旧暦で考えると潮の満ち引きのような月の引力が違います。

新暦だと太陽との距離による季節が違います。

年だと年齢が違います。

他にも場所の違い大きいです。

北半球と南半球だと力の流れが違いますし

赤道と北極などでも違います。


これらが複雑に重なりあう事により

その時々に適した過ごし方というものが変わっていきます。


ただ新月だから調子が良いみたいに平面的に考えるのは頭で調子が良いと感じている可能性が高いです。


都市伝説的に日本は旧暦なのに太陽暦に変えられて季節がおかしくなったというのは

ズレたのは季節ではなくて植物の時期です。

植物は季節より月との関係が深いのです。


普通に考えて数年に一度一ヶ月多くなるということは旧暦の季節は新暦に比べ正確ではないという事です。


これらは感性では限界があると思います。

そのためには新月だからこんな作用があって他の作用がこのくらいなのかもしれないと細かく観ていく


ただ、たかが人間の頭に宇宙の論理全て分かる筈もありません。


それを念頭にいれた上で知識と感性の擦り合わせをしていくのも楽しいかもしれません。

 

刺激は慣れる


現代人には刺激が多いです。

刺激は振れ幅です。


新しい刺激は新しい振れ幅を作る事でもあります。


振れ幅も同じ事を繰り返していたら

振れ幅ではなく普通の動きになります。


昔はチョコが媚薬であったそうですが

現代では嗜好品になっております。

薬は飲みすぎたら効かないです。


自分自身の身体と見つめ合うことが重要ですね。