野口整体・身体操作研究ブログ

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使いたくない日本語


私は「頑張れ」という言葉が好きではありません。

語源に諸説ありますが、どの意味でも

頑張れとは励ましてるようで

縛り付ける意味になります。

それは受け取り側の違いだけでなく

言霊として言葉自体に意味を持ってしまいます。


心理学的にもタブーな言葉にされているほどです。


とはいえ、他に相手を激励する言葉で汎用性のある言葉が日本語にはあまりありません。


「気楽に」と日本語で言うのは頑張り過ぎている人を宥める感じがあり、激励のニュアンスが少ないです。


だから励ます時に我が家では英語で「take it easy」と言うようにします。

日本語の気楽に程意味を重く捉えられなく

気軽に言える言葉だからです。


言葉は道具です。

どの言語が優れてるではなく

より良い道具があるのなら使うのもありです。


昭和、平成初期は頑張る事が正しく

今の時代は頑張る事が問題にもなっています。

もしかしたら次の時代は皆地に足着かず

励ます言葉が「頑張れ」が適切な時代に戻るかもしれません。


このように言葉は伝えたい事を適切に伝えるただの道具です。


皆さんも伝えたい事を上手く伝える為に日本語に縛られる事なく使ってみてはいかがですか。