ごみを拾うと運が上がると言われてます。
自分も含め、やること全てに損益や理由をつけてしまいます。
そして、報酬をすぐにたくさん貰えるものを選んでしまいます。
ごみ拾いは全く意味のない事です。
損益もありません。
自分がごみを拾ったからといって地球からごみが減るわけでも無ければ
ごみを捨てる人が減るわけでもないです。
自分がごみを拾わなかった所で誰かが拾うかと思います。
逆に言えばごみ拾い位しか無意味な事が無いと思います。
殆どの行為が自分の為、もしくは誰かに影響を与える行為になってしまいます。
無心で武術等の稽古をしたとして
それは結局自分のためになってしまいます。
自分の近くだけごみを拾うのも
自分が心地よいからです。
また気を付けなくてはいけないのは
「地球のためにごみを拾う」と損益で考えると
ごみを捨てた人へと怒りが生まれます。
それでは本末転倒です。
資本主義から逃れらない、いや人間から損得を切り離せなくなってしまいました。
だからこそ損得の外側の行為は今を客観視でき
心身の余裕に繋がるのです。
そして、心身に余裕が生まれるから
所謂運が良いと考えられるのです。
ですので、私も切羽詰まっている様な時に散歩しながらごみを拾うようにしています。