野口整体・身体操作研究ブログ

野口整体・身体操作研究ブログにご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。

仕事が楽しめるからだ 岡島瑞徳著

最近あまり外に出れず

久々に読書に更けようと思い

色々と探していたところ


岡島瑞徳先生の著書がかなりプレミア価格がついていてびっくりしました。

なんとか読みたいなぁと思っていた所、図書館に蔵書してあり借りれました。


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私自身は直接お会いしたこともなく

野口整体を知ったのも先生が亡くなってからで

自身の先生に命日近くなるとお墓参りに連れて行ってもらって頂いたものの

整体協会でも、調息整体の会でも無いため先生の先生というよりは、整体の本を書いている有名人という感じの方が強いです。


ですので孫弟子として書いたりするのは無礼にあたるかもしれないです。

時代の流れでは私達のような人は衰退するのが必然ですが

それでも必要としている方がいらっしゃると信じて発信し続けたいとおもいます。


本書でのメインテーマは

一部が疲労すると全体が疲れたように感じるです


私自身も部分と全体を両方観ないといけないと教わりました。

ですが、最近は特に全体の方に偏ってしまっていたのだと読んでいて感じました。


皆さんも経験があると思いますが

全身運動して身体中のエネルギーを使い果たした時はパタッと寝れます。

ですが、腕だけを使ったときも身体全身が疲れていなくとも眠気が来ます。

本書に書かれている事はこのような事ですが

私自身の経験を省みてみると若干の相違があると感じました。


全身運動して身体中が疲れている時でも目が冴える時があるかと思います。

二足歩行の私達は腕を使うことは頭を使うことに近いです。


つまり、頭の緊張がある限界を超えると飽き、眠気を感じるのだと思います。


無意識動作は疲れを感じず時間や回数関係なく、かなり出来るかと思います。


頭の緊張の限界が来る前に、どれだけ全身を使いきれるかが整体生活なのだと思いました。


読書、特に専門分野を改めて学び直す事でまた新たな発見があるものだと

そして、現状に満足せず学び続けることが大事なのだと改めて感じました。

遺伝子検査と自分の身体を

先日軽い遺伝子検査をしてみました。

結果は脂質のリスクが高いです。


小さい頃から、ラーメン、揚げ物等、脂質は好きでしたが、直ぐに気持ち悪くなり、数時間後に下痢をします。


確かに自身の身体を観察してもD9に特徴がありますので納得です。


ただ、結果の書かれ方が一つの遺伝子の結果が書かれ、脂質リスクが高いために脂質を控えましょうでした。


安いキットだったので仕方がないですが、この言葉をそのまま受け取ってしまったら危険だと思いました。


脂質リスクが高いという事は脂質をよく吸収するという事です。

おそらく、系譜的にも脂質の少ない生活をしてきたのだと思います。


だから、油物を食べた時はとてもおいしく感じ、食べ過ぎると直ぐに気持ち悪くなるのだと思います。


脂質の燃費が良いのだと思います。


逆に白米など甘い物は小さい時は嫌いでした。

遺伝子的には糖質のリスクは少ないらしいです。


本来糖質が必要無いのだと思います。


ですが、大人になるにつれて少しずつ甘いものを食べれるようになり、美味しいと感じるようになりました。


生活が頭を使う、糖質を必要とする生活になったからかもしれません。


自分の身体を科学的に、客観的に観てみるのもとても面白い勉強になりました。

 

 

先日軽い遺伝子検査をしてみました。

結果は脂質のリスクが高いです。


小さい頃から、ラーメン、揚げ物等、脂質は好きでしたが、直ぐに気持ち悪くなり、数時間後に下痢をします。


確かに自身の身体を観察してもD9に特徴がありますので納得です。


ただ、結果の書かれ方が一つの遺伝子の結果が書かれ、脂質リスクが高いために脂質を控えましょうでした。


安いキットだったので仕方がないですが、この言葉をそのまま受け取ってしまったら危険だと思いました。


脂質リスクが高いという事は脂質をよく吸収するという事です。

おそらく、系譜的にも脂質の少ない生活をしてきたのだと思います。


だから、油物を食べた時はとてもおいしく感じ、食べ過ぎると直ぐに気持ち悪くなるのだと思います。


脂質の燃費が良いのだと思います。


逆に白米など甘い物は小さい時は嫌いでした。

遺伝子的には糖質のリスクは少ないらしいです。


本来糖質が必要無いのだと思います。


ですが、大人になるにつれて少しずつ甘いものを食べれるようになり、美味しいと感じるようになりました。


生活が頭を使う、糖質を必要とする生活になったからかもしれません。


自分の身体を科学的に、客観的に観てみるのもとても面白い勉強になりました。

樹楽塾 7月 愉気会 自働運動講座のお知らせ

●場所日時

7月13日 土曜日 

愉気会 13時30分~

自働運動 15時15分~


川崎市宮前市役所和室


●内容

愉気

人に手を当てる手の作り方や心構えについての講座です。

技術も要らないのでご家族の方にやって頂くと喜ばれるかと思います。

自働運動

人間が本来持っている無意識動作を呼び覚まし

弾力のある自然と身体が整う運動です

初めての方でも丁寧にお教え致します。


●料金

場所代で愉気会が2000円です

自働運動の会が1000円です


●予約方法

公式ライン、もしくはHP上のお問い合わせから御連絡よろしくお願いいたします。

 

皆様のご参加お待ちしております。

https://kirakujyuku.com/

現代の妊娠、出産と野口整体

皆さんは出産というとどのように思われるでしょうか?


痛い、辛い、それらを乗り越えるから特別で素晴らしいもの

そのように思われる方が多いかと思います。


もちろん、ドラマやドキュメンタリーを観ていたので、辛さを映像で見て感情移入し、それを乗り越えた感動が出産だと私も思っていました。


学校教育でも母親が辛そうに頑張って出産してる映像を授業で見たような気がします。


ですが、野口整体では妊娠、出産は快いものであります。

そう言われれば確かに生ある私達は皆生まれ、生みますので、痛い、辛いなどネガティブ面が強調されている気がしなくもありません。


実際に当事者ではないとはいえ、その立場になってみると、確かに初期や後期に不調はありました。

ですが、やはり一般的な常識は脚色されている感じがします。


野口整体だけでなく、今は本でもYouTubeでも知識は得ることが出来ます。

現代において出産のあり方が変わって来ています。


無痛か自然かはさておき、出産は気張ってはいけない、という事が現代の出産のあり方になってきました。

私達が教わってきた事とは大分変わりました。


野口整体の価値観に似ているもの、少し違うもの、補足するようなものなど色々と勉強になります。


昭和は特に頑張る事が素晴らしい事という価値観なはずなので出産は頑張るものというのはある意味当然です。


野口整体が時代を先取っている訳ではなく、頑張る正義によって出産の本質が変わっているのです。


それは昭和以前、戦いが生き抜く術の主流になったからなのか、始まりは分かりません。


そして一周回ってまた本質が大事になっている感じもします。

私自身もしっかりと物事を観て勉強していかなくてはいけないのだと感じました。

躾は叱ることではなく真似すること

先日、子供を叱っているところを見ました。

子供に画面の見過ぎと言っていたと思います。

ですが、そこにいる周りの大人はずっとスマホをいじっていました。

子供にとっては酷だと思いました。


頭で考えて行動する事は多く出来ません。

殆どは周囲の真似をして生きていきます。

子供なら尚更です。


真似も頭で考えて真似するのではなく

自然と真似をしてしまうのです。


食べ方を躾したいのなら、言って躾するのではなく、大人が綺麗な食べ方をすれば、子供は真似ます。


小さな子供だと、より本能に近いので、食べ方より食べることや興味が優先なので、食べ物で遊んだりします。


それを叱って躾するのは子供にも反発を生みます。


私も自分本意でしか物事を考えられませんが

自分本意だからこそ相手について考える必要があるのだと感じました。

野口整体とアレルギーと喘息


私は喘息持ちでした。

夜中に病院に行くのも稀では無かったです。


そして喘息のトリガーによくなるのが動物の毛でした。

最近は冬は羽毛を使っていましたし、外泊してもマスクをして寝るのでアレルギーによる喘息は忘れていました。


ですが先日発作が久々に発作起きたので原因を考えてみると新しい掛け布団に変えた事でした。


野口整体ではアレルギーは肝臓の問題で喘息は迷走神経の過敏です。

実際に喘息の心身の癖はありますし、発作の時に肝臓が硬直してました。


とはいえ、原因を知識で知るのは重要だと感じました。

何故だか分からないが喘息が出る、出たから止めるという考えは危険だと思いました。


今回は安価な羽毛にしてしまい、カバーから羽毛が出たり、羽毛自体の処理があまり行われないということはでした。

ですが、同じ布団を使っていてもアレルギーにならない人の方が多いのも事実です。


私は安価な羽毛と喘息の関係をネットで知ったのですが、知らなければずっと喘息に悩まされていたかもしれません。


もちろん発作のトリガーがアレルギーだけでもありません。

春のような自律神経が乱れやすい時期に酒など飲むと体調により発作に近いのが起きるし

冬寒くて物理的に気管が狭まると起きることもあります。


自然淘汰と言えばその通りですが、現在において自然淘汰は諦めの意味でもあります。


知識と知恵を持って生き残る事も重要になっていきますね。

 

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行氣法のやり方

この記事で解決できるお悩み

  • 野口整体について知りたい方
  • 行氣法に興味がある方
  • 整体を勉強し始めた方

 

こんにちは、樹楽塾です。
このようなお悩みを解決する記事を書きました!

今回は野口整体の学び方についてのご紹介です。

記事の前半では、『行氣法』について解説し、

記事の後半では、『やり方や目的』をご紹介します。

この記事を読み終えることで『行氣法』を理解できるだけでなく、野口整体の世界観の愉しさが感じれるとうれしいです。

体癖について知りたい方は
体癖論
からどうぞ。

  • 目次

      1. 野口整体とは
      2. 行氣法とは
      3. 行氣法の種類
      4. やり方
      5. 合掌行氣法
      6. 氣とは何か?
      7. 目的
      8. 多人数で行う利点

    1. まとめ

1.野口整体とは

 

野口 晴哉氏

(1911年 – 1976年)

催眠療法、指圧、気合法等をまとめ野口整体としました。

整体操法は日本各地に伝承された民間療法や外来の手技療法の効果を検証し、有効な技術だけを選び出し、編集して生まれました。

人間が全力を発揮して生きるための教育(体育)方法が原点になりました。

 

 

 

 

行氣法とは

 

注意を集める事です。

 

偏りはある箇所に注意が集まりすぎて

別の箇所に注意が集まらない

もしくは鈍ってしまい注意が集まらない事です。

 

注意が集まらないところに意識的に注意を集めると

変化が起こってきます。

 

そのようなことを繰り返すことによって

身体を敏感に弾力のある身体にする訓練法です。

 

 

種類

 

 

野口整体で基本となるのは合掌行氣法と脊椎行氣です。

 

実際は注意を集めれば即ち行氣であり

そして、何もしなくても氣は通っています。

 

 

 

行氣のやり方

 

ほぼ全ての行氣法が呼吸と関連し

皮膚呼吸的なものを意識して行われます。

 

呼吸と合わせ注意を集めている所から息を身体の中心に吸い込み

吐くときは身体の外に放出するつもりになって行っていきます。

 

熟練してくると呼吸に関係なく意識を動かすことが出来る様になります。

 

ですが、時に基本に戻る事が一番重要になっていきます。

何もしなくても行氣している身体になれたと思ったとしても

基本の呼吸と合わせるという事をもう一度やると

必ず突っ掛かりが生じます。

 

何事もそうですが、出来ないことを認識する事によって

出来ることが出てくるのです。

 

 

合掌行氣法

 

顔の前で合掌して頂き目を瞑ります。

合掌

 

・漏気法で「ウーム」と下腹に気合をかけます。

・吐く息を指先から天井方向に煙が立つように吐き

・吸う息を掌から吸い込みます。

 

しばらく続けた後

終わる時にもう一度漏気法で気合をかけます。

ゆっくりと合掌の掌を離していきます。

 

気とは何か

 

 

ここでは気という表現はなるべく避けます。

というのも日本語において気は広義すぎるからです。

人によっては気と聞くだけで拒絶反応が出る人もいるくらいです。

 

実際怪しいのを含め、

色々な事柄に気という言葉で表現されています。

この曖昧さには使い方によって良い悪い両方あります

 

話しが逸れましたが

野口整体では気とは注意を集める事です。

注意は意識と言い換えれますが、

念ずるとは言い換えられないです。

 

 

意を注ぐのをどこに注ぐかです。

 

野口晴哉先生のように

離れたところにある弦楽器に気合を掛けて鳴らすのは

弦楽器の弦一本に意を注ぎ、

気が流れ、「エイ」と勁(力)を流すと

共鳴して鳴るのです。

(私自身弦楽器に気合を掛けたことがないので

真意は分かりませんが、私が行う気合法の解釈です)

 

そして意をどこまで広げるかによって

宇宙と一体になるという言葉が生まれてくるのです。

 

実際は何をしようにも、

そもそもが宇宙と一体でることに過ぎないのですが…

 

 

 

目的

 

 

身体を身体として認識します。

気を通すという事は身体を知るという事です

 

強張っている所や弛緩しているところは氣の通りが悪くなります。

通りが悪いとは自分の身体なのに自分の身体の外側にある感覚です

触られても感覚が遠いかと思います。

 

これを行っていくと心身の偏りを認識できるようになります。

認識して忘れれば不調も変化していきます。

 

これが健康法になるのです。

 

また、自分の身体を自分の身体と認識すると

スポーツでもパフォーマンスの向上になったりします。

 

興味がある方は是非行ってみてください。

 

 

 

多人数で行う利点

 

環境が変わったり

同じことをしている人が周りにいると

自身の動きも変化していきます。

 

また、それだけでなく「氣」(この言葉はあまり使いたくないのですが)

という面でも、同じ思いや行動を行う人が集まると大きな力になります。

 

例を挙げるのならTVだと30人31脚です。

どう考えても1人で走った方が速く楽なはずが

一斉に同じように走るというだけで

地響きから、感動やらが全く違うものになります。

 

そして当事者だけでなく、見ている人まで巻き込み

ただ見ているだけの人が感極まったりします。

 

「氣」は周囲との関係を感じる事でもあります。

このように自働運動も多人数で行う事にも利点があります。

 

もちろん走るのと同じで一人で行う事も重要です。

一人なら一人の繊細さがあります。

 

 

 

まとめ

 

野口整体が難しいのは知識や技術ではなく

個人を相手にしているからです。

 

この奥深い世界に興味を持っていただけたら

ご一緒に学んでいけたらと思います。

 

 

HP

https://kirakujyuku.com/

公式ライン

https://lin.ee/dIr6hCp

  • この記事を書いた人


石渡 弘樹

整体道場 樹楽塾 主宰。研修生生活を経て独立。

「元気があるから生きている」を理念に活動中。

趣味は合気道