野口整体・身体操作研究ブログ

野口整体・身体操作研究ブログにご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。

自働運動(活元運動)のすすめ

この記事で解決できるお悩み

  • 野口整体について知りたい方
  • 自働運動(活元運動)に興味がある方
  • 整体を勉強し始めた方

 

こんにちは、樹楽塾です。
このようなお悩みを解決する記事を書きました!

今回は野口整体の学び方についてのご紹介です。

記事の前半では、『自働運動』について解説し、

記事の後半では、『やり方や目的』をご紹介します。

この記事を読み終えることで『自働運動』を理解できるだけでなく、野口整体の世界観の愉しさが感じれるとうれしいです。

体癖について知りたい方は
体癖論
からどうぞ。

  • 目次

      1. 野口整体とは
      2. 自働運動(活元運動)とは
      3. 歴史
      4. 危険性
      5. 目的
      6. やり方
      7. 注意点
      8. 多人数で行う利点

    1. まとめ

1.野口整体とは

 

野口 晴哉氏

(1911年 – 1976年)

催眠療法、指圧、気合法等をまとめ野口整体としました。

整体操法は日本各地に伝承された民間療法や外来の手技療法の効果を検証し、有効な技術だけを選び出し、編集して生まれました。

人間が全力を発揮して生きるための教育(体育)方法が原点になりました。

 

 

 

 

 

自働運動(活元運動)とは

 

 

身体自らが不調を回復する動き、

そのための行法です。

 

弾力のある身体を維持するために身体の自然な動き、

無意識動作を引き出すものです。

 

よく例えに上がります

あくびは頭の緊張を緩めるための自働運動です。

また、せきは椎骨を緩めるための自働運動です。

あくびが出来ない身体は頭が壊れていきますし

咳が出来ない身体は呼吸器が壊れていきます。

 

 

自働運動(活元運動)の歴史

 

活元運動は昭和20年代

野口晴哉先生が提唱しました。

 

野口晴哉先生は若いころ、霊術家の松本道別に学んでおり、神道に由来する霊道法という活元運動と同趣旨の方法がありました。

 

英語ではトランス状態と言われます。

喫煙や飲酒等道具を使い儀式を行ったり

スポーツの世界ではゾーンと呼ばれたり

禅など仏教では瞑想状態と言われたり

行法、至る道筋、目的に多少の差異はあれど、

無意識動作を引き出し、本能を呼び出す事

これらに様々な呼び名があります。

 

明確なカテゴライズがないので

何が似ていて何が違うとかは個人的な独断と偏見でしかないですが

無意識動作の歴史は意識動作よりもはるかに永いのです。

 

岡島瑞徳先生は野口晴哉先生の所で学び

岡島瑞徳先生系列の方々は自働運動と呼んでいました。

整体協会では活元運動と言われています。

 

 

自働運動(活元運動)の危険性

 

当然、無意識動作を優位にする訓練ですので危険性もあります。

 

明確に指摘する人も少なく

逆に活元運動は良い事しかないとかいう方もいますが

やはりその偏りは危険であると感じます。

 

意識を意識的に切るので

無意識から戻れない人が稀にいます

 

簡単に言えば、【頭が狂う事】です。

頭と身体が乖離(実際は統合)してしまいます。

 

体癖でも同じ事を書いていますが

普段抑圧されている人ほど圧縮と解放で激しくなります。

 

そのエネルギーは凄まじく、

無意識を信仰し、意識を完全否定してしまいます。

 

動物的、本能的と言えば間違いではないですが

そのような状態で生きていくのは不可能に近いです。

 

私自身は自働運動で完全に狂った人は観たことないです。

気分が悪くなる方はいますが

動きを止め、休めば日常生活に戻っていきます。

 

ですが、無意識動作と言ったものの

最低限、意識で止めるのが必要です。

 

解放も全て解き放たれた獣のようになるのではなく

扉を一枚ずつ開けていくようなイメージになります。

 

独学が悪いわけではないですが

行き過ぎで頭が狂わない様に

初めは然るべき指導者の下で学ばれるのが賢明だと思います。

 

 

目的

 

身体訓練法としても使えるのですが

やはり健康法としての側面が強いかと思います。

 

自働運動好転反応が良く出ます。

 

偏った疲労は過敏弛緩排泄を通して取れていきます。

 

あくびが例ですが

あくびを丁寧に観察していくと

あくびをしてホッとしたときに

緊張していたところがじわっーと緩みます。

 

また、緊張の度合いが強いと、

あくびをして伸びをした後、

身体が攣ったりします。お腹の中が痛んだりします。

そして最後に緩んだ後、下痢などで排出します。

 

これが好転反応です。

好転反応にはこちらで詳しく説明していますので

のぞいてみてください。

 

 

自働運動(活元運動)のやり方

 

一連の流れとしては

邪気の吐出→腰の強化法→延髄刺激法→自働運動→漏氣法→延髄行氣

となります。

 

①邪気の吐出

無意識になるには頭を休めなくてはいけません。

そのために鳩尾を緩めていきます。

 

・鳩尾に両中指を当て

・鼻から息を吸い込み

・口を大きく開け、身体の内側の邪気を吐くように

 

・前傾しながら吐き出します。

吐き出し

 

・吐ききったらポッと抜き

・腰から起き上がりながら鼻から吸い込みます。

 

これをあくびが出るまで繰り返します。

 

 

②腰の強化法です。

腰が中心で立つことにより

無意識の中でも己を見失わない様にします。

また、動作の動き始めの大部分が腰であり身体の中心ですので

自働運動の動きもスムーズになります。

 

・腰をお臍の裏から、自分の背後を覗き込むように捻ります。

・捻じる側の膝が開くと外に抜けてしまうので膝を内に締めます。

腰の強化

 

・グゥーっと腰に力を集めたらポッと抜きます。

 

 

これを左右交互に行い

捻じりにくい方を1回足した計7回行います。

 

 

③延髄刺激法

無意識の動作を引き出すのに延髄反射を利用します。

動作と呼吸があべこべで刺激が強いため

1日に3回までとされています。

 

・親指で握りこぶしを作り、

・両肘を開き

・軽く奥歯を噛みしめ

・頭を少し後傾すると延髄に力が集まります。

息を吐きながら延髄に力を集めて

 

延髄刺激

 

・ポッと抜きます

 

これを3回行います。

 

自働運動

・手のひらを上向きにして

・頭の中をポカンとし

・内から動き出す動きに身を任せます。

動きが出なかったらそのままポカンとしています。

 

 

⑤漏氣法

自身に気合をかけて無意識から日常に戻ります。

・動きが治まったら

鼻から息を吸い込み

鼻から息を漏らすように「ウーム」で気合をかけて

片目ずつ目を開けます。

 

漏気法

 

心地が良ければそのまま数分ポカンとしていても結構です。

 

⑥延髄行氣法

延髄反射を日常に戻します。

自働運動での動きの変化が現われる時でもあります。

 

・頭頂から息を吸い込むようなつもりになって

吐く息は忘れます。

身体の中の変化が落ち着くまで行っていきます。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 注意点

 

 

・自宅で行う際は一人で行ってください。

ご家族に見られると問題になります。

・明るいところで行ってください。

・延髄刺激法は1日3回までです。

自働運動中、急に眼を開けたり止めないでください。

気分が悪くなったりして途中でやめなくてはいけない時は

鳩尾に指を当て動きが落ち着くまで待ってから日常に戻ります。

・慣れるまでは軽い縛り(座姿で行う等)を設けると比較的安全です。

 

可能であれば初回だけでも講座などで行う事を推奨します。

 

 

多人数で行う利点

 

環境が変わったり

同じことをしている人が周りにいると

自身の動きも変化していきます。

 

また、それだけでなく「氣」(この言葉はあまり使いたくないのですが)

という面でも、同じ思いや行動を行う人が集まると大きな力になります。

 

例を挙げるのならTVだと30人31脚です。

どう考えても1人で走った方が速く楽なはずが

一斉に同じように走るというだけで

地響きから、感動やらが全く違うものになります。

 

そして当事者だけでなく、見ている人まで巻き込み

ただ見ているだけの人が感極まったりします。

 

「氣」は周囲との関係を感じる事でもあります。

このように自働運動も多人数で行う事にも利点があります。

 

もちろん走るのと同じで一人で行う事も重要です。

一人なら一人の繊細さがあります。

 

 

 

まとめ

 

野口整体が難しいのは知識や技術ではなく

個人を相手にしているからです。

 

この奥深い世界に興味を持っていただけたら

ご一緒に学んでいけたらと思います。

 

 

HP

https://kirakujyuku.com/

公式ライン

https://lin.ee/dIr6hCp

  • この記事を書いた人


石渡 弘樹

整体道場 樹楽塾 主宰。研修生生活を経て独立。

「元気があるから生きている」を理念に活動中。

趣味は合気道

  

 

 

押す力の種類

先日、機会があって最新式のマッサージチェアを体験させて頂きました。


暖めながら押す事によって内部に刺激が加わるようなものでした。


昔から祖父母の家にマッサージチェアがあり

一回乗った時から苦手意識があったのですが

やはりマッサージチェアは最新式だろうと苦手でした。


マッサージチェアは筋肉を力でほぐす事が目的だと思います。

そのためにゴリゴリと筋肉を刺激します。


マッサージは医学ですので数字で判断しているかと思います。

物理学だとあるところの力を数値化するかと思います。

点や面の数字です。


逆に人が押すと人は骨があり、肉があり、脂肪があり、皮があるので表面が柔らかい力になります。

人が押すのはお互いに同じ構造なので力が通る刺激になります。


私達の野口整体的な技術は止まる技術です。

止めるのは内部で相手の反発力を利用して抑えます。


固い刺激が好きな人もいれば通る刺激が好きな人も居るので臨機応変ですが

改めて押す種類について頭で理解するのも勉強になりました。

好転反応を上手に使う

この記事で解決できるお悩み

  • 野口整体について知りたい方
  • 好転反応について詳しく知りたい方
  • 整体を勉強し始めた方
  • 治療を受けた後に不調が表れた方

 

こんにちは、樹楽塾です。
このようなお悩みを解決する記事を書きました!

今回は野口整体の学び方についてのご紹介です。

記事の前半では、『好転反応』について解説し、

記事の後半では、『好転反応の流れ』をご紹介します。

この記事を読み終えることで『好転反応』を理解できるだけでなく、野口整体の世界観の愉しさが感じれるとうれしいです。

体癖について知りたい方は
体癖論
からどうぞ。

目次

    1. 野口整体とは
    2. 好転反応とは
    3. 具体的な症状
    4. 好転反応の流れ
    5. 弛緩反応
    6. 緊張反応
    7. 排泄反応
    8. 好転反応が出た時の対処法

 

1.野口整体とは

 

野口 晴哉氏

(1911年 – 1976年)

催眠療法、指圧、気合法等をまとめ野口整体としました。

整体操法は日本各地に伝承された民間療法や外来の手技療法の効果を検証し、有効な技術だけを選び出し、編集して生まれました。

人間が全力を発揮して生きるための教育(体育)方法が原点になりました。

 

 

 

 

 

好転反応とは

 

心身が変化した結果

その落差から起こる「不調」です。

 

最も身近な例だと筋肉痛です。

日常使われていない筋肉を使うと

動きに心身が適応しようとします。

その過程が筋肉痛です。

 

好転反応は筋肉だけでなく、リンパ、皮膚、血液、内臓等すべての部位にて起こりえます。

 

当塾では特に自働運動(活元運動)を行った際によく観られる反応です。

 

 

具体的な症状

 

  • 精神面、生理的な症状:

    • だるい、倦怠感、眠い、あくび

  • お腹の症状:

    • 便秘、下痢、吐き気、腹痛

  • 頭の症状:

    • 発熱、頭痛、頭が重い、ふらふらする

  • 見た目でわかる症状:

    • 発汗、皮膚の変化(湿疹、吹き出物)、目やに、尿の色の変化

  • 腕、肩、舌など体の一部の症状:

    • 痛み、しびれ、痛みを感じる場所の変化

 

好転反応の流れ

 

好転反応には弛緩、緊張、排泄反応を経過して回復します。

先ほどの筋肉痛に例えると

筋肉を使うと休ませようと弛緩し動けなくなります。

そして、痛みを伴い腫れが起こります。

最後に腫れが引きます。

 

このような流れを通して再び身体を使えるようになるだけでなく

同じ動きに適応した身体になります。

 

当然筋肉を急激に使えば反応も激しくなりますし

筋肉に焦点を当てたとしても

筋肉だけでなく全身で好転反応が行われます。

 

私の場合、筋肉痛の痛みが引く過程で

多くの場合下痢になります。

 

これもお腹が悪いと観てはいけないという事です。

 

 

弛緩反応

    • 弛緩反応は、緊張状態にあった心身がほぐれることで起きる反応です。

    • 固くなっていた心身がほぐれると、血液やリンパの流れが改善し、副交感神経が刺激されてリラックスした状態になり、だるさや眠気を感じます

 

緊張反応

    • 過敏反応は、弛緩した箇所が元に戻る際に痛みやかゆみを感じる反応です。

    • 発熱をしたりします。
    • 別の場所が痛み出したり、古傷が痛む場合もああります。

 

 

排泄反応

 

    • 排泄反応は、施術を受けて血液・リンパの流れが良くなることで、体内に滞っていた老廃物や毒素を体が排出されて起きる反応です。

    • 排泄物や皮膚に変化が出やすいです。

 

好転反応が出た時の対処法

 

  • 弛緩反応: 急激な倦怠感や疲れが出た時は体を横にして休むようにしましょう。寝る前に、コップ一杯分の水分を取ると排毒の効果が高まります。

  • 過敏反応: 急激な痛みや炎症が出た時は体を横にして休むようにしましょう

    発熱がある場合は、体を冷やすために薄着になりましょう。水分をしっかり摂り、休息を取ることで体が回復します。

  • 排泄反応: できるだけ多く水分を取りより排泄を促します。吐き気がある場合は、軽い食事を摂り、胃を休めましょう。排泄は緩む反応でもあるのでゆっくりと過ごします。

 

 

 

まとめ

 

野口整体が難しいのは知識や技術ではなく

個人を相手にしているからです。

 

この奥深い世界に興味を持っていただけたら

ご一緒に学んでいけたらと思います。

 

 

HP

https://kirakujyuku.com/

公式ライン

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  • この記事を書いた人


石渡 弘樹

整体道場 樹楽塾 主宰。研修生生活を経て独立。

「元気があるから生きている」を理念に活動中。

趣味は合気道

  

トカゲから武を学ぶ

最近家の周りでとかげを見るようになりました。


とかげはある程度の間合いまでこっちが近付いた瞬間には逃げてしまいます。


どうにか触りたいと思い捕まえようとしてみましたが中々捕まりませんでした。


次に逃げない間合いでじっと待ってみる事にしました。

ですが、それでもこっちが動いた瞬間に逃げてしまいます。


そこで意識は繋がってる事を思いだし

逃げない間合いで呼吸を鎮め捕まえる気は無い事を伝えながら近付いていき、

とかげの顔の側に手を置くと自分から登ってきてくれました。


その後返してあげたのですが

後日同じとかげが家の壁に張り付いていて

こっちが不用意に近付いても逃げて行きませんでした。


武道でも同じなのかと思います。

敵意を持って近付けば相手も敵意を持ちます。


当然お互い敵意を持たなければお互いの間合いに入れます。

勿論、お互いに攻撃しない関係を築けているからです。

その関係には様々な形があります。


お互い友好関係なのもあったり

片方が疑心暗鬼で片方が天心だと前者が戸惑ってしまったり

そもそも敵意が明確に向いていたら間合いに入るだけで攻撃される関係があったりします。


また、中途半端に攻撃してしまうと間合いの中で敵意のある攻撃を受けることにもなります。


武道においても相手との関係を築く事を意識する事が必要なのだと感じました。

野口整体の学び方

この記事で解決できるお悩み

  • 野口整体について知りたい方
  • 野口整体を勉強したいけど何をどこまでやれば良いか分からない方
  • 整体を勉強し始めた方

 

こんにちは、樹楽塾です。
このようなお悩みを解決する記事を書きました!

今回は野口整体の学び方についてのご紹介です。

記事の前半では、『野口整体』について解説し、

記事の後半では、『学ぶ内容一覧』をご紹介します。

この記事を読み終えることで『学び方』を理解できるだけでなく、野口整体の世界観の愉しさが感じれるとうれしいです。

体癖について知りたい方は
体癖論
からどうぞ。

1.野口整体とは

 

野口 晴哉氏

(1911年 – 1976年)

催眠療法、指圧、気合法等をまとめ野口整体としました。

整体操法は日本各地に伝承された民間療法や外来の手技療法の効果を検証し、有効な技術だけを選び出し、編集して生まれました。

人間が全力を発揮して生きるための教育(体育)方法が原点になりました。

 

 

樹楽塾で学べる事一覧

 

 

※私は本家本元の整体協会出身ではないです。
※独断と偏見で纏めたものなのでご了承ください。

※記載し忘れはメモし随時更新していきます

(愉氣・中等ー一側の読み)

 

 

一覧にした理由

 

もちろん自身が何をどこまで勉強すれば良いか

何をどう人に教えるのか、分からなかったというのもあります。

 

私も初めはそうでしたが、どの急所を抑えるとここに効く、と教わっても

野口整体以外と違う事言っている時もあり

何が正解か分からないという事もありました。

 

実際、私たちがやっている研究に正解もなければ

終わりはありません。

 

野口整体に体系化は必要ないと意見もあります。

私も本質的にはその通りだと思います。

 

ですが、時代の流れでもありますが

SNSの発達や西洋医学へのアンチテーゼがあるものの

現代人の根本「効果がある、なし」の実利からは抜け出せません。

知識や技術、命すらが特別な商材と化しています。

 

西洋医学東洋医学、整体関係なく

知識や技術にばかり焦点があたり

一番大事な生命の礼が蔑ろにされている感じがします。

 

野口晴哉先生も病気治しを生業にしていた時は実利を基に行っていたはずですが、晩年

は時代の流れもあり、愉氣と自働運動を中心に「体育」を普及していきました。

生命の礼を大切にしていたはずです。

 

当然、知識や技術は大事ですが

専門家にならないのであれば必要ないですし

知識や技術は知り、訓練すれば誰でも身に付きます。

ですが、知識と技術で処理できない事は知識と技術が足りないと思い

他の知識と技術を得ていく繰り返しになってしまいます。

 

人の頭の理解には限界があります。

 

だからこそ逆に知識や技術をあらかじめ知って頂くことによって

知識と技術を商材とせず

知識と技術、実利ではない、より中心的な所を研究して頂きたいと思っております。

 

皆さまと一緒に一番大事な基本で根本の生命の関りを学んでいけたらと思います。

 

 

自働運動・ヨガ・身体訓練

 

身体の動かし方を中心に学んでいきます。

 

身体訓練では整体で必要な昔の日本人の身体の使い方から

転び方、重い荷物の持ち上げ方のような

日常に役立つことまで学んでいきます。

 

 

愉氣法

 

自分の痛いところに手を当てる。

子どもが泣いていたら「痛いの痛いの飛んでいけ」と言う。

異常な処に手を当てる行為、人間にとって万国共通の本能です。

 

誰でも無意識に行っていると思います。

 

愉気は特別な力ではありません。

とはいっても、やり方を知らないと反発が起こったり

同調しすぎて「もらったり」してしまいます。

 

愉気をする時の心構えから

人に触れる手の作り方まで学んでいきます。

 

 

 

初等講座

 

歴代伝わる整体論を学んでいきます。

 

一般的に知られている体癖など

少し難しい事も入ってきます。

 

このあたりから「健康法」ではなくなります。

むしろ整体の稽古は健康とは逆の世界になっていきます。

 

学んだことを稽古でお互いに行っていくので

受ける側にとっては必要のない刺激を受けることもあります。

 

その刺激を受け、どのように変化していくのか観察するのが研究なので

知らなくてよい事、知ることによって過度に意識が集まり不調になる事も出てきます。

 

本格的に学びたいという方が参加されると良いと思います。

 

 

中等講座

 

ここからは意図的に「壊す」技術になっていきます。

 

学ぶのにも訓練が必要になり

自身も身体を練らないと出来ないし

稽古では相手に壊される事になります。

 

技術の見た目や知識は経絡や指圧などに見えるかもしれませんが

全て愉氣の延長であり、押したり流したりするのではなく

止める=壊す技術になっていきます。

 

専門的に学びたい方に向けた講座になります。

 

以後の講座

 

以後と言ったのは高等や潜在意識についてです。

 

直接師匠から高等技術として教わった訳ではなく

自身のトラウマと昇華

大学時の心理学研究

日々の整体の稽古や

野口晴哉先生の資料を読み研究中です。

 

このあたり野口晴哉先生はフロイトユングの影響をかなり受けています。


高等の技術は特殊です。
中等まではやればなんとかなります。

 

高等の技術は実は簡単なことです。

誰しも無意識にやっている事を

意識的に理解し使わなくてはいけません。

 

ですが、失敗すると中等の技術以上に取り返せないものでもあります。




 

注意すべきこと

 

もちろんこれらをすべて学ばなくてはいけないわけではありません。

出来れば良いわけでもございません。

 

繰り返しになりますが

大事なのは生命の礼です。

 

私は師匠から学んで、伝わった技術や知識を残していかなくてはいけないのですが

それらは正直社会で生きている人は知らなくてよい、

知ると逆に世間や健康的に不利益になる事ばかりでもあります。

 

野口整体は「健全」ではないです。

朝起きて、飯食って、仕事して、趣味をして、友達と遊んで、家族を大切にして、寝る。

これが無意識に出来ているなら「整体」なんて言葉は生まれません。

 

 

 

 

野口晴哉先生の凄いところ

野口晴哉先生は天才だと言われます。

 

治らない病気を治したとか

一日に数えきれない患者を診ていたとか

色々と逸話があります。

 

もちろん、感覚、感性の鋭さは天才と言われる所以だと思います。

 

ですが、それ以上に凄いのは既存の理論をまとめ

他人に理解できるように理論化し

観察術として使っていた事です。

 

野口晴哉先生の基礎にもなるであろう気合法、霊気、民間療法

体癖はアリストテレス哲学から陰陽五行

それらをまとめた数秘術

潜在意識のフロイトユング理論

指圧など含めた中医学、東洋思想

記録は残っていないですがおそらく波と易

 

私が知らないだけでもっとあるかと思います。

 

野口晴哉先生がこれらを勉強していたか

独自にゼロから作り出したのか

似て非なる別のものがあるのか知りません。

 

これら全てを人を観るのに都合良く纏め

実践して使っていたという事です。

 

私たちはその恩恵を受けているに過ぎないという事です。

 

 

11.まとめ

 

野口整体が難しいのは知識や技術ではなく

個人を相手にしているからです。

 

この奥深い世界に興味を持っていただけたら

ご一緒に学んでいけたらと思います。

 

 

HP

https://kirakujyuku.com/

公式ライン

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  • この記事を書いた人


石渡 弘樹

整体道場 樹楽塾 主宰。研修生生活を経て独立。

「元気があるから生きている」を理念に活動中。

趣味は合気道

  

 

 

 

 

 

体癖論

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  • 体癖について知りたい方
  • 整体を勉強し始めた方
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こんにちは、樹楽塾です。
このようなお悩みを解決する記事を書きました!

今回は体癖についてのご紹介です。

記事の前半では、『体癖について』について解説しつつ、『体癖の使い方』をご紹介します。

記事の後半では、『各体癖についての概要』ご紹介します。

この記事を読み終えることで『体癖について』を理解できるだけでなく、野口整体の世界観の愉しさが感じれるとうれしいです。

各体癖について知りたい方は
体癖論←(準備中)
からどうぞ。

1.野口整体とは

 

野口 晴哉氏

(1911年 – 1976年)

催眠療法、指圧、気合法等をまとめ野口整体としました。

整体操法は日本各地に伝承された民間療法や外来の手技療法の効果を検証し、有効な技術だけを選び出し、編集して生まれました。

人間が全力を発揮して生きるための教育(体育)方法が原点になりました。

 

1.体癖とは

 

野口晴哉先生が身体に現れる感受性の偏りを纏めたものです。

あくまで指標になります。

 

生きる事には当然『力』が要ります。

その『力』の使い方に個人の「癖」があります。

癖が身体を作ります。

 

感受性の偏りとは

 

『力』が余ると圧縮して凝固し

どこかで鬱散しようとします。

 

例えば、嫌なことがあったら

身体を動かしてスッキリする人もいれば

物を壊してスッキリする人もいれば

お腹いっぱい食べて忘れる人もいます。

 

前者が運動出来ない状態になったら当然不調が出ます。

凝固された『力』は内側で自己破壊と自己修繕をすることによって

自分の中で鬱散しようとする働きになります。

 

また、運動でスッキリするハズが食べてスッキリしたと思ったとしても

今度は食べ過ぎが起こりうるのです。

 

 

個人の体癖

 

一人を観た時に体癖は表と裏と潜在の三つがあります。

 

体癖は同じ傾向の奇数偶数が混ざる事が無く、

奇数だけ、偶数だけになることも無いです。

 

これらの3つが身体の波により変化していきます。

 

身体の波は月、水、季節等が複雑になっているので一概には言えないですが

一番わかりやすい例で言うと朝と夜の変化です。

日中は緊張優位なので緊張体癖が濃くなり、夜は弛緩の体癖が濃くなります。

日中明るく行動的だった人が、夜になると不安で寝れなくなる事が起きる事でもあります。

 

 

体勢とは

 

体勢とは時々の欲求の現れです。

 

例えば、多くの人が空腹を身体で感じます。

その時体癖に左右型が無くても、左右型の身体になります。

欲求が満たされると元の身体に戻ります。

 

しかし、頭に偏りがあると、12時だからお腹が空くのように

頭で空腹を感じる人がいます。

 

このような癖の固定化が体癖でもあります。

 

体癖は生まれた時から不変とされていますが

大きなショックで体勢が固定化され

体癖のように振舞うこともあります。

 

 

見分け方

 

本書では体量配分計が使われています。

当塾では自作のボドスコープで運動と足の裏の比重を測り

研究をしていますが、

体量配分計は手に入れるのが困難ですので

それ以外の事についてまとめました。

 

身体の見分け方

 

顔、表情、運動、背骨等

すべての身体が観察の目安になります。

手の指、足の指一つとっても、

どの指に力が入っているかによって癖が見えてきます。

 

覚えておいていただきたい事は

体癖は腰椎3番の偏り運動だということです。

 

感性の見分け方

 

意外にも好みを聞くという事も目安になります。

読書が趣味なら上下、食べ歩きが好きなら左右でも遠からずです。

 

ですが、一概に読書が好きだから

絶対に上下と思うのも間違いが起こります。

 

同じ読書好きでも

上下的に考えるのが好きな人もいれば

前後的に知識を身に着け活用する人が好きな人もいれば

捻じれ的に知識量を蓄える事が好きな人もいます。

 

好きなことを聞いて、その理由まで聞くことが

感性で見分ける上で重要になります。

 

 

感覚による見分け方

 

実際体癖は身体を観ても、感性を聞いても

全て一貫して特徴が現れる事は無いです。

 

腰椎3番を観察する以外曖昧になってしまいます。

 

感覚で見る(気で見るという言葉は好きではないので)

という事を知って頂けたらと思います。

 

パッとその人を観た時にどこに目が行くかです。

嫌が応でもその人のスタイルに目が行ってしまう

その人の笑顔に目が行ってしまう

 

この感性はその人の一番の特徴を表しています。

つまり、現在の強い偏りを表しています。

 

観る人により多少変わる事でもありますが、

観る側の視点が極度に偏っていない限り

(家族内でしか対人関係が無いなど)

大人数で観ても2,3に絞れると思います。

 

 

平衝要求の2方向

 

体癖的な力の流れは

大きく奇数と偶数で分かれます。

 

奇数が発散型

偶数が集中型です。

(開閉型は源なので逆になります)

 

捻じれ型を例にすると

外部に力が向くと

相手に打ち勝つという感受性になり

顕示欲が強くなり

 

内部に力が向くと

負けたくないという感受性になり

承認欲求が強くなります。

 

心身の反応で言うと

奇数は頭で感じ、

偶数は身体で感じます。

 

同じ嫌な事があったら

奇数は不快と感じ

偶数は身体が痛いと感じます。

 

 

上下型

 

腰椎1番に焦点が集まる癖を上下型と言います。

頭が主体であるため

権力のような概念的力を重視します。

 

1種(上下型外向き) 

 

学者タイプ ファンタジー系の作家

 

・身体的特徴

顔、首が長く

線が細い

アキレス腱が張りやすい

 

・動きの特徴

ぴょんぴょん飛び跳ねたように歩く

≒(上の動きが中心の為5種の速さは無い)

 

・感受性の特徴

欲求を頭で昇華する

妄想空想が得意で行動には移りづらい

何より寝るのが好き

食べるものは時間や効果を考えて食べる

服にはあまりこだわりがない

 

・幼少期

ぼーっとしていて大人しい。

外で遊ぶより、積み木みたいなので遊ぶ。

自分ルールで遊んでいる。

 

・学校

授業中に物語を考えていたり

空想にふけっている。

部活は文化系 帰宅部

空想先が学問ならば飛びぬけて成績優秀

逆に関係ない事ならばあまり成績は良くない

(2種は優等生 1種は優等生っぽい)

 

・恋愛

あの子の顔が整っているのが好き

みたいに頭で感情を理解する

≒(5種の損得)

いつに結婚して

子供はいつで等将来設計がしっかりしているが

空想するだけで満足してしまう

 

・家庭

口は強いので亭主関白になることがある

あまり夫婦生活を必要としない。

 

・仕事

別の事を考えているため、言われた仕事が出来ない。

上に立つと口だけになってしまう。

 

・私生活

今週末はキャンプに行って、テント建てて、等

南国に住んで、部屋はリゾート風、

あ、でも、お風呂は日本風がいいなとか

空想するだけで満足できる人。

勉強好きで難しいことを話すのが好き

(2種と違い自分の見解を持つ)  

もしくは都市伝説などオカルトチックなことが好き

(6種は大義名分を元に行動に起こすが1種は行動に起こさない頭で考えているだけなので波風が立たない)

 

・特徴的な有名人

(有名人は性質上5,6、7、8が混じる事が多い)

jkローリング

森鴎外

 

・1種の得意事

政治家や学者、作家等頭の中で物事を考える事

先々を空想して行くので論文や法律等

 

・1種の悩み事

口だけと言われる

運動が得意ではない、必要としない

頭の中で生きているため協調性がない

サラリーマン、営業職などには向かない

 

1種が得意な仕事は門が狭い

5種を取り入れることによって 行動に移す力が出る

3種を取り入れることによって 協調性が生まれる

 

自分が1種だと思ったら

もしくは考え事ばかりしていたら頭を使い過ぎたと思ったら

 

・患いやすい病気

流れる時間がゆっくりな為か長寿の体癖と言われる。

 

・対処療法

頭が疲れた

鼻、首、アキレス腱を温める等をしておくと良い。

1種は頭を休めることをすると頭がより働き

他は休まる

 

2種(上下型内向き)

 

事務職

 

・身体的特徴

首が太い

胃が弱い 

 

・動きの特徴

ゆっくりであまり動かない

特に首から上の動きが無い

 

・感受性の特徴 

言われないと出来ない

言われたことはきちっとこなせる

現実的なことを色々考えて疲れる

一番人と関わって波風が起きにくい

人と人との接着剤のような人

 

・幼少期

大人しくていい子

 

・学校

問題を起こさない優等生 

≠(5種は問題を起こす優等生)

成績も上の下辺り

部活は誰かに言われた部活に入る

運動は苦手でも上のいう事をきちんと守るため

意外と体育会でもやっていける

 

・仕事

言われたことを言われたままできる

いても目立たないが、居ると場が和む

 

・恋愛

好きになられたら好きになって付き合うタイプ

自分からアタックしない

現実的性欲が弱い

 

・家庭

女性が下という価値観だと

亭主関白になる可能性はあるが

問題が起こりにくい

 

・私生活

寝てればよい

誰かに言われた服をきて

誰かに言われた物を食べる

アニメ、漫画、ネット好き

 

・偉人、有名人 

目立つことが苦手な為

特徴が強い人は有名人に向いていない。

 

・得意事

サラリーマン

事務仕事のような

ミスをしてはいけない仕事に向いている 

 

・悩み事

平凡が悩み 

 

・患いやすい病気

胃潰瘍

 

・対処療法

頭が働かない

首の横を温める 

左の後頭部を温める

 

 

左右型

 

腰椎二番に焦点が集まる癖がある。

感情、色気、食い気などを重視する。

 

3種(左右外向き)

 

みんなのアイドル

 

・身体的特徴

全体的に丸い

背骨が湾曲している

華やか

食べ過ぎると心臓に負担がきやすい

左の足首がぼさっとする

 

・動きの特徴

左を中心にクネクネ動く

 

・感受性の特徴

周りの注目が欲しい

自分の感情が全て

湾曲の境界点は捻じれる為

捻じれのような振舞いをすることも多い

 

・幼少期

周りに見て見てーって言い注意を集める

感情の起伏が激しい

自分以外に注目が集まる者を敵視する

 

・学校

クラスの中心的存在

運動が得意ではないが

注目を浴びるためメジャースポーツをやる

3種が集まるといわゆる女の戦いが起こる

 

・仕事

華やかなもの

誰かに見られる職業

モデル、ショップ店員、等

 

・恋愛

アイドル的にちやほやされるが、モテるとは限らない

あの人も好き、この人も好きって分散して一人に的を絞れない

熱しやすく冷めやすい

ドラマや漫画みたいな恋に憧れる

(6種は感情より雰囲気に左右される)

 

・家庭

綺麗な物を部屋に飾りたがるが

物が増え部屋の中はぐちゃぐちゃになる

物を捨てられない

 

・私生活

写真を撮ってインスタに上げる

なんでもいいから食べる事自体が好き

華やかな色の服を身に着ける

 

・偉人、有名人

イメージとしては小倉優子やももちのようなキャラだが

実際アイドルに3種が色濃い人は少なく感じる。

男性だと加藤一二三九段

 

・得意事

人に好かれる

 

・悩み事

太るのに食べてしまう 

ブランド等流行なものにお金を使い過ぎてしまう

 

・患いやすい病気

食べても胃腸は丈夫

代わりに心臓に来ることが多い

 

・対処療法

3種体操

食べ過ぎ体操

 

 

4種(左右内向き)

 

流行りのダークヒーロー

 

・身体的特徴

線が細い

腸が弱い

お腹の一部が硬くなる

 

・動きの特徴

右に重心がある

 

・感受性の特徴 

他人の感情に敏感

自分の感情が後回しになる

人に嫌われたくない

3種とは正反対に陰の人を惹きつける魅力がある

ため込んだ感情が爆発する可能性がある 

ヒステリックになりがち

過去に意識が行きがち

潔癖症

 

・幼少期 

常に他人の表情を見てる

親にそこにいてって言われたら

泣きたい欲求に耐えながらそこにいる。

≒(2種は何も考えない)

 

・仕事

他の人の愚痴をよく聞く

意外と人にも好かれる

飲み会などで少人数が周りにいる

ため込んだ感情の行き先が芸術等

他の感性的な物なら力になる

 

・学校

相談され役

誘われたからって理由で部活を決める

勉強や運動などは叱られたくないため平凡の少し上

 

・恋愛

相談されたまま好きになられたりして意外にモテる

思いはあっても告白出来ずおまじないなどする。

 

・家庭

不満が発散できずため込んだ場合は怖い

いきなり離婚を切り出されたり、人が変わることがある。

 

・私生活

少人数で行動するのを好む

もしくは誰かについていく。

美食家、美味しいものが好き。

食が細い

 

・偉人 

平野歩

ムンク

 

・得意事

誰かの相談を聞く

≒(8種より表面的だがもらいやすい) 

 

・悩み事 

ストレスが溜まる

≒(8種には打ち明けられる)

 

・患いやすい病気

腸炎

 

・対処療法

感情をため込み過ぎた

お腹を温める

 

 

前後型

 

腰椎5番に焦点が集まる癖がある。

呼吸器に特徴が現れやすい。

損得勘定が価値観にある。

 

5種(前後型外向き)

 

社会人 合理主義

 

・身体的特徴

肩幅が広い

呼吸器が丈夫

手足が長い

 

・動きの特徴

行動がテキパキしている

歩くのが速い

 

・感受性の特徴

損得勘定で動く

リズム感が良い

何でも出来ると思い込んでる 

器用貧乏

 

・幼少期 

何をやっても人並以上は行く

小さい時は天才ともてはやされる

 

・学校

文武両道才色兼備

成績は上の中辺り

悪さはするが咎められない

≠(7種が悪目立ちする)

常に計算してる

友達も損得で選ぶ

 

・仕事 

いわゆる仕事が出来る人

複数業務を効率良くこなせる

資本主義に適している

一番現代人

 

・恋愛

一目惚れをされることが多い

付き合うと外見と計算ばかりで表面的で色気が無く

幻滅されることもしばしば

 

・家庭

家庭より仕事を優先する

 

・私生活

とにかく動き回る

平日は仕事

平日夜はクラブ

休日は仕事仲間とゴルフ

休日夜は旧友と飲み会みたいに忙しい

あまり睡眠を必要としない

≠(上下は睡眠が大事) 

 

・有名人 偉人

岡島瑞徳先生

スポーツ選手全般

井上直哉選手

 

・得意事 

運動

 

・悩み事

人に憧れられる事はあっても好かれはしない

 

・患いやすい病気

腎臓がやられると暗くなる

 

・対処療法

新しい事を始める前

運動する

 

 

6種(前後内向き)

 

理想主義 カメレオン

 

・身体的特徴

なで肩

胸板が薄く

呼吸器が弱い

顔が小さく現代の美人(美男)

 

・動きの特徴

前傾で元気なさそうに歩く

 

・感受性の特徴

空気感だったり見えないものに過敏 

≒(4種の人より薄く広範囲)

傷付きやすい(傷付くことを美しいとも思っている)

散りゆくものに美を感じる

行動に移せないから言葉にして表現する

 

・幼少期

喘息になりやすい

はいはいが遅い

一人遊びが多い

 

・学校

文化系(音楽系)等に多い

他人から嫌われはしないが適度な距離感を保っている

影が薄い

成績は中の上あたり。

可もなく不可もない。

 

・仕事 

演者に向いている

TVに出ている人に多く最近の傾向だと6種が強い

(前は5や7)

 

・恋愛

場の空気を大切にするためロマンチスト

現代においてはモテる。

 

・家庭

平和主義 

いてもいなくても差がない

スイッチが入ると熱い事を語る

 

・私生活

食べても太らない

神社やお寺など精神世界に興味がある。

 

・有名人、偉人

整体では三島由紀夫が典型的な6種と言われている

身体を鍛え、理想を求め、主張し自〇する

米津玄師等現代に多い

 

・得意事

自分の思いなどを言葉にする演説など

物書きにも向いている

 

・悩み事

持久力が無い

 

・患いやすい病気

肺炎などの呼吸器疾患

 

・対処療法

スピーチの前など

肘を温める

 

捻じれ型

腰椎3番に焦点が集まりやすい癖がある。

腎臓の働きに関係し

勝ち負けに拘る

 

7種(捻じれ型外向き)

人情熱い親分

 

・身体的特徴

胴から足にかけて太い

生殖器に負担が来る

左の股関節が外転で引っかかる

脇腹が硬い

 

・動きの特徴

腰を勢いよく振って歩く 

 

・感受性の特徴 

負けず嫌い

声が大きい

量が多いのが好き

服もヒョウ柄等、派手なのが好き

思い立つ前に行動が起きている

 

・幼少期

喧嘩ばかり

人と比較する

大人しく出来ない

 

・学校

身体も捻じれているため大人しく座っていられない

いわゆる問題児

入るなら運動系

腹筋100回とかボリュームあるのを好む

目標があれば強い

無いと猿山の大将で弱い者いじめする 

 

・仕事

5種と違い計算が無い

5種が質なら7種は量

5種は計算が入るためある程度で諦めてしまうが

7種は勝つために諦めない。

そのため大成する可能性が高い体癖である

 

・恋愛

好きになったら直球勝負

結婚も早い

 

・家庭

生物的に女性のほうが強いため

尻に引かれる場合も多い。

他で威張ったりするところが無いと

家で威張りだす。

 

・私生活

何事にも一生懸命で忙しい。

格闘技が好き

任侠映画が好き

 

・有名人偉人

藤原紀香

 

・得意事

人の上に立つこと

≒(前後と違い人を使うのが上手い)

 

・悩み事

衝動的になり後で後悔する

 

・患いやすい病気

帯状疱疹

 

・対処療法

頑張らなきゃいけない

身体をよく捻じる

 

 

8種(捻じれ内向き)

 

我が道行く 

 

・身体的特徴

7種とは逆に捻じれる 

共通点も多いが受け身で7種ほどの激しさはない

胴から足にかけて太い

腎臓が弱くむくみやすい

喉や鼻の風邪を引きやすい

鈍い

 

・動きの特徴

腰を振って歩く

 

・感受性の特徴 

負けたくない

ボリュームがあるのが好き

焦点が定まりづらい

思考と行動にブレが生じやすい

負けたくないから

人と違う事をしてしまう

 

・幼少期

アトピー体質だったりする

病弱で中毒状態

上に7種がいると弱くなりやすい

逆に下にいると丈夫

 

・学校

分散してしまうため努力のわりに成果が出ない

7種ほどの熱量は無い

信念があれば強いが

弱い者いじめをしやすい

 

・仕事

正義を掲げ弱者を守る公務員

我が道を行ければ良い

人の下に付き、またその下に人がいる。

中間管理職(周りからは嫌われる)

 

・恋愛

思いはあるが(自分でも気付かない事が多い)

中々行動に起こせない

行動を起こせば激しい

欲求不満が風邪になりやすい。

 

・家庭

7種と似ているが

7種は他に外で圧力が無いと矛先が家庭に向き

8種は他で外で圧力を受けると矛先が家庭になる

 

・私生活 

誰も成し遂げたことない事を成し遂げたがる

≠(7種は明確な目標)

 

・偉人

イチロー選手

 

・得意事

褒められると伸びる

人と違うことをする

 

・悩み事 

コンプレックスが強い

 

・患いやすい病気

脳梗塞

 

・対処療法

足裏を温める

大口開き

 

開閉型

腰椎4番に焦点が集まりやすい癖がある。

生殖器に変動が起こりやすい

本能的で他の体癖が癖

 

9種(開閉型内向き

 

変人 排卵状態 男性的

 

・身体的特徴

背も身体も小さい

手足も小さい

顔のパーツが中央に寄っている

肩が狭まる

 

・動きの特徴

小股で速い

≠(前後は大股で速い)

 

・感受性の特徴

執着、嫉妬が起こりやすい

≠(4種は感情的、9種は本能的)

興味が向くと他のすべてを忘れて邁進する

捻じれが鈍器なら9種は鋭器

間を大切にする

 

・幼少期

一回遊び始めたら永遠と遊んでいる

なぜなぜが多い

 

・学校

変わり者や変人扱いを受ける

学校生活に馴染めない

 

・仕事 

マルチタスクのようなことが苦手

専門職には強味

基本社会には馴染めない

 

・恋愛

愛が狭く深いためストーカー気質

相手を自分の所有物のように思う

恋人が他の人と仲良くするのが許せない

 

・家庭

血筋を大切にする

家庭が張り詰めた空気になる。

 

・私生活

人の悪口ばかり言う

 

・偉人 

野口晴哉先生

アインシュタイン

 

・得意事

専門的な事柄の研究

 

・悩み事

集中しすぎて周りが見えなくなる

 

・患いやすい病気

嫉妬の権化のがん

依存症

 

・対処療法

目の温湿布

 

 

10種(開閉型外向き

 

母性愛 生理状態

 

・身体的特徴

身体が上にも横にも大きい

≒(左右や捻じれは部分、10種は全体的に)

外側に重心がかかる

出産後急激に太る

 

・動きの特徴

ガニ股で歩く

お尻が上下しながら歩く

 

・感受性の特徴

弱いものをほっとけない

器がでかい

騙されやすい

 

・幼少期

誰にでも優しい

動物の世話が大好き

 

・学校

困っている人がいたらほっておけない

クラスで孤立している人がいたら真っ先に声をかける

不真面目ではないがなぜか成績が悪い 

 

・仕事

看護師等に多い

(最近は前後が多い気もする)

忘れっぽいため一般職には向かない

 

・恋愛

弱っている人が寄ってくる

≒(4種は同情、10種は助けを求め)

≒(捻じれは弱い人が寄る、10種は弱っている人が寄る)

ダメ男からモテる

 

・家庭 

女性だったら子だくさんな人が多い

子どもが独立できない

 

・私生活 

野良猫に餌を与えるのが趣味

お金の貸し借りでトラブルになりやすい

 

・偉人

 

・得意事 

弱人の世話をする

 

・悩み事

弱った人を抱え込み過ぎてしまう。

抱え込まれた人は甘え、より弱くなってしまう。

無意識に自〇する可能性がある

 

・患いやすい病気

糖尿病

 

・対処療法

右足の小指を引っ張る

 

 

 

10.注意すべきこと

 

 

気を付けて頂きたいのは

自分はこの体癖だからこのように考え、行動すると決めつけてしまい

占いや性格判断のように考えてしまいます。

 

体癖は自分を閉じ込めるものではなく

偏りやすい感受性から解放していくことです。

 

個々人が違う様に、純粋な体癖は存在しません。

体癖があって個人があるのではなく個人を理解するための体癖です。

 

今回は体癖に絞って書いていきましたのですが

癖の表れ方と言うものは当然、男と女によっても変わりますし

身体の波によっても変わっていきます。

 

例えば、

男性、

低潮(年←女性は生理がある為月も重要)

体癖7-2-9だとします。

この場合、7種のはずが裏の2種も強く作用するため

8種の感受性に近くなります。

 

他にも、コンプレックスを力にした8種は7種以上の圧力があります。

 

このように、体癖は複合的なので他の要素とも変わっていきます。

体癖の序列も指導者によって解釈が変わっています。

自身の今後の研究のテーマでもあります。

 

著書にもあるとおり難く考えすぎないでも頭を使ったら

1種体操で頭を休めるなどはありです。

 

自分はこの感受性だと決め付けはしてはいけません。

逆にどれにも当てはまる気がすると思うひともいるかもしれません。

後者が正しいのです、

 

それこそ体勢が重要です。

環境との関係です。

 

同じ人でも風邪を引けば捻じれるし、思春期には9,10種が強くなります。

女性は排卵と生理、出産がありますので骨盤の可動性は男性と比べて格段に弾力があります。

 

会社経営者は5種が多いと言われていますが、会社経営者だから5種でもないし、5種だから会社経営に向いているわけでは無いです。

 

11.まとめ

 

野口整体が難しいのは知識や技術ではなく

個人を相手にしているからです。

 

この奥深い世界に興味を持っていただけたら

ご一緒に学んでいけたらと思います。

 

 

HP

https://kirakujyuku.com/

公式ライン

https://lin.ee/dIr6hCp

  • この記事を書いた人


石渡 弘樹

整体道場 樹楽塾 主宰。研修生生活を経て独立。

「元気があるから生きている」を理念に活動中。

趣味は合気道

  

*1:ちくま文書 体癖 野口晴哉著 

整体道場樹楽塾 道場開きのご案内

樹楽塾 身体研究ブログにご訪問いただきありがとうございます。

6月2日に整体道場を開業するにあたり

野口整体愉気法の講座のご案内です。


●場所日時

6月2日 日曜日 17時45分~

川崎市宮前市役所和室


●内容

人に手を当てる手の作り方や心構えについての講座です。

技術も要らないのでご家族の方にやって頂くと喜ばれるかと思います。


●料金

初回の講座ですので場所代で1000円頂けたらと思います。

次回以降は2000円です。


●予約方法

公式ライン、もしくはHP上のお問い合わせから御連絡よろしくお願いいたします。

 

皆様のご参加お待ちしております。

https://kirakujyuku.com/