野口整体・身体操作研究ブログ

野口整体・身体操作研究ブログにご訪問いただきありがとうございます。 このブログでは日々、野口整体や武術を学び、皆さんのためになる身体の変化の発見を共有、発信しています。

記憶は簡単に書き変わる

先日興味深い体験をしました。

寝ている時に夢を見ていたのですが、どうも夢と現実の境が無く、夢の中の記憶が本当の記憶だと思ってしまいました。


夢の内容自体も実際の場所や出来事が合わさったような内容で実際に無かった事や場所だったけども親近感がありました。


目が覚めると初めは混乱していました。

時間が経ち頭が冴えてくると何が本当の記憶かを勝手に整理し出して、夢を忘れていきました。


夢の中では本気で夢の中の記憶を信じていて

起きたら忘れるということは

状況が変われば記憶も変化していると言うことであって記憶は実際にあった事実ではなく、現在の記憶なのだと実感しました。


気安く分かるとか言うべきでは無いですが

二重人格であったり精神病と診断された方は

私自身の寝てる起きてるという自身の状態では無く、常に今回自分に起きた事が起きてるのでは、と感じました。


そして

夢は自分の願望を掠めたような内容で

現実も自分の都合の良いように解釈しがちなのだと感じました。


今回は夢から覚めた時の朦朧が長く分かりやすく、また、自分で興味を持って追いかけていったのでこのような形になりましたが

夢がそのようなものであって、僕自身も何回も夢を見ていたし、誰しもが体験している事なのだと思います。


纏めると

夢は願望を消化する自働運動なのであり

人の記憶はその時のその人の記憶なのであり

願望が暴走したり、記憶に固執したり、忘却出来ない、もしくは全て忘れたり、睡眠を取れない状態が続くのが所謂、病なのだと感じました。

指から身体の癖を読み取る

指を隠す人は居ないため、指から人の癖を読み取るのも面白いです。


街中でも髪を上げる際の指、人によって親指だったり、人差し指だったり小指だったりします。

また、スマホの持ち方や打ち方等操作の仕方を観察していると人によってかなりの差があります。


自分の身体で観察していても、操作しやすい指と動かしにくい指があります。


ざっくりと、指を伸ばしてるか曲げてるか、力が入ってるか抜けてるかが見極めになります。

力の入り具合は第一関節に表れて居そうです。


今後の研究は指と身体の癖がどれ程関わっているかです。

当然ある程度は関わっていますが、所謂体癖というよりは現代の人間の癖のような実感があります。


楽しみが増えました!

春の痔

整体では心臓の保護です。

それに伴った身体条件があります。


実際に痔になるのはいきみ過ぎ

肛門は緩めなくては便が出ないです。


力を込める行為は肛門を縮める事で逆の働きになってしまいます。


そのような方を観察してると現在は痔の症状はは無くとも

なりやすい癖は残っています。


春は冬の寒さを乗り越えて弛み解放する季節ですが

身体が弛み切らず気持ちだけ解放される事

それらの乖離によりある方は心臓のが過度に働き過ぎ、ある方は痔になってしまいます。


また、同じ事ですが、これらの乖離は自律神経の乱れでもあり、

春は精神的に乱れる事が多くなる事にも繋がります。


新しい事を始める季節とも言いますが

春は「解放」をキーワードに過ごすと

心地良く過ごせるのではと思います。

季節に合った食事をとる

 


去年もこの時期に季節の物をとるというブログを投稿しましたが

春という季節が食に関して特に重要なのだと感じます。


春という季節は整体において冬場の緊張を発散し新しい身体に生まれ変わる季節であります。


食に関しては全身が緩み

緩めない所に不調が現れます。

心臓や頭が特に変動が起こしやすいです。


食に関しては春は山菜が美味しい季節です。

山菜のアクや苦味は毒です。

適度な毒を取り入れることにより、排便をスムーズにして身体を緩めます。


子供は苦味が嫌いだが大人は苦味を好むようになるのは子供は毒を取らずとも環境の変化に対応出来るのかもしれません

大人は苦味がないと環境の変化に対応出来ないかもしれませんし

苦味で楽に身体を緩める事に慣れたからかもしれません。


また、このようなことを言うと「昔の人は季節の物を摂っていたから健康だった」という人がいます。

若しくは季節の食べ物を薬のようにとらえたり極端に食べ過ぎる人も出てきます。


そうではなく、昔は食べる物が季節の物しかなかっただけであり

私たちの身体はまだその時点から抜け出せていないのです。


将来科学が発達して一生室内で生活するってなったら季節の食べ物も必要無くなるかもしれません。

ですが、そうしたら必ず他の不具合が現れます。


色々言ってきましたが、やはり季節の取れたての食物は味だけに焦点を当てても違うと思います。


是非春の食材を取り入れてみてください。

服装はその人の願望の表れ

心理学ではそう言われています。

服装はなりたい自分を表現するものです。


逆に言えば、憧れとは

そうなれない自分が背景にあります。


清潔感がある服装を好むのは自分を不潔だと思っている潜在意識があります。


自分の場合だと自然派な服装を好み

襟つきのカチッとした服装は嫌いですが

必要なら嫌いな服装をもします。


自然派な服装に憧れがあるということは、ボーッとしたい願望があり、つまり常に忙しなく動いてしまう自分があります。

したがって、結局似合うのは嫌いなカチッとした服装になってしまいます。


好き嫌いの問題ではなく

そのような価値観が両面にあるのが人であって

願望の強さが偏りであり

ある意味その人らしさでもあります。


頭だけで相手を判断するのも良くないです。

ですが、自分の願望に目を向けてみると新しい発見があるかもしれません。

さぼりと長寿

自分なりに研究を続けていくと西洋医学と比較してしまいます。


もちろんどちらが良いもありません。


研究を続けていくと健康とは何かという問題にも当たります。


ただ、長く生きることが健康というのは間違ってはいません。

(もちろんそれだけではないです)


自分がやっていることは東洋よりの事なので、周りは西洋医学の否定する人が沢山います。


ですが、やはり、寿命で考えると西洋化してからの方が長いのは確かです。


西洋は原因を取り除き、東洋は原因を元から個々人の力で治します。

逆に言えば西洋的な考えは誰でも生きていける考えです。


当然個々の力を使わないで外部の力に頼るので身体は鈍ります。


どちらが良いではなく

それぞれの考えを理解する事が大事ですね。

身体の波


海に満ち引きがあるように身体にも波による変化があります。


力が有り余っているのが良い調子だとか

動けないから悪い調子ではありません。


動いても動いても疲れを感じず毎日が楽しい状態もあれば

なんかダルくて動きたくない。

寝てたいと思うときが誰にでもあります。


過敏に波を感じ過ぎて日常生活に支障が出てしまうのを躁鬱と言うのですが

この働きは日常起こっています。


それが女性の生理でもあり

男との違いです。


女性は心の状態がそのまま身体の状態になります。


世の中の流れ的に活動的なのが善、引きこもりが悪になってしまいます。


そうではなく、誰しも活動的になる時もあれば休みが必要な時があります。


無理矢理、活動的にしても不調になりますし

自分は引きこもりの性格だからと活動的なることを拒否し続けても不調になります。


社会人になると活動的に生きなくてはいけないみたいな呪いがありますが

適度にサボったり休む事が必要ですね。