野口整体・身体操作研究ブログ

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感性に知識は必要

日々生きている日によってなんとなく調子の違いがあると思います。


地球に生きている限り地球に及ぼされる様々な影響を受けます。


例えば

朝と夜によって光りも温度が違います。

旧暦で考えると潮の満ち引きのような月の引力が違います。

新暦だと太陽との距離による季節が違います。

年だと年齢が違います。

他にも場所の違い大きいです。

北半球と南半球だと力の流れが違いますし

赤道と北極などでも違います。


これらが複雑に重なりあう事により

その時々に適した過ごし方というものが変わっていきます。


ただ新月だから調子が良いみたいに平面的に考えるのは頭で調子が良いと感じている可能性が高いです。


都市伝説的に日本は旧暦なのに太陽暦に変えられて季節がおかしくなったというのは

ズレたのは季節ではなくて植物の時期です。

植物は季節より月との関係が深いのです。


普通に考えて数年に一度一ヶ月多くなるということは旧暦の季節は新暦に比べ正確ではないという事です。


これらは感性では限界があると思います。

そのためには新月だからこんな作用があって他の作用がこのくらいなのかもしれないと細かく観ていく


ただ、たかが人間の頭に宇宙の論理全て分かる筈もありません。


それを念頭にいれた上で知識と感性の擦り合わせをしていくのも楽しいかもしれません。

 

刺激は慣れる


現代人には刺激が多いです。

刺激は振れ幅です。


新しい刺激は新しい振れ幅を作る事でもあります。


振れ幅も同じ事を繰り返していたら

振れ幅ではなく普通の動きになります。


昔はチョコが媚薬であったそうですが

現代では嗜好品になっております。

薬は飲みすぎたら効かないです。


自分自身の身体と見つめ合うことが重要ですね。

無知は罪

最近アニメでもやっている「薬屋のひとりごと」を見て色々と考えさせられました。


作中で流通していると高級白粉が人体に毒で

主人公以外それが毒と知らないために

呪いとして片付けようとしていました。

 

現代でも食品添加物の毒が問題になっています。

もちろん食品添加物は簡単に保存性を高めたり、見た目を良くしたり、正しく使えば人に有益です。

 

ですが、海外で毒と言われ禁止されている食品添加物を日本では使っているということもあります。

 

都市に人が集中しすぎて

外から食物を運ばなきゃいけない現状

食品添加物や薬剤が不可欠になるのは仕方ない事としても

無知過ぎるのも問題なのだと感じました。

 

 

生き物は自分中心


よく、相手の為にとか客観視に観るとかがメンタルやスピリチュアルで重要視されます。

 

相手の為になることをするとか

俯瞰で視ることが良いとされています。

 

ですが、それは本当に相手の為にやっている事でしょうか?

 

生き物は生存本能があります。

思考と生存本能は対立構造で考えられる事が多いですが

本当は生存本能の中に思考があります。

 

つまり、思考は自分の為でしか無いのです。

 

ここが理解出来ないと本当の意味で客観視が出来ません。

 

自分で客観視してると思っているのは自分の都合の良い部分を削ぎ落とさないとそれは主観でしか無いのです。

 

結局のところ客観視や俯瞰は不可能なのです。

 

ただ、私たちにあるのは自分の都合の良いように生きるという事だけなのです。

 

自◯は思考の暴走ではなく

生存本能を否定され、抵抗しようとする生存本能なのです。

 

植物はシンプルです。

生存本能しかありません。

 

思考や自我が至上主義で生存本能を否定しようとするから反発が生まれるのです。

 

私たちは生存本能を認め柔軟に生きていく事が目標でもあります。

欲求のズレと不調


日頃から欲求のズレがすべての不調の原因になると言っています。

 

私自身も例外ではないです。

 

現代に生きていると

人との関わりで食べ過ぎや睡眠の問題は仕方がないとしても趣味にまで欲求のズレが出てきます。

 

身体を動かすのが趣味なのですが

欲求以上に身体を動かして壊してしまいます。

(壊れることでバランスをとるとも)

 

気温が下がり、湿度が下がると活動欲求自体は少なくなってきます。

 

その少なくなった欲求に対し

「まだ若いから動けるはずだ」とか

「いつまでに出来るようにならないと」とか

「通い続けないと資格が取れない」など

頭で身体を動かす理由を作ってしまい欲求とのズレが怪我を生んでしまいます。

 

季節が軽視されている現代では問題にされないですが、環境の影響というものは思っている以上に大きいです。

 

しかしながら、現代社会で生きていると

特に人を教える立場になってくると自分の欲求だけで動くのは不可能になっていきます。

 

だからこそ季節にあった動き

夏は大きく激しく

冬は小さくゆっくりなどの変化が必要になります。

 

逆にいえばプロフェッショナルになると季節を無視してでも一定のパフォーマンスが必要になります。

 

そのための無意識に身体が動く訓練が必要になります。

 


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ごみを拾うと運が上がる?

ごみを拾うと運が上がると言われてます。

 

自分も含め、やること全てに損益や理由をつけてしまいます。

そして、報酬をすぐにたくさん貰えるものを選んでしまいます。

 

ごみ拾いは全く意味のない事です。

損益もありません。

 

自分がごみを拾ったからといって地球からごみが減るわけでも無ければ

ごみを捨てる人が減るわけでもないです。

自分がごみを拾わなかった所で誰かが拾うかと思います。

 

逆に言えばごみ拾い位しか無意味な事が無いと思います。

殆どの行為が自分の為、もしくは誰かに影響を与える行為になってしまいます。

 

無心で武術等の稽古をしたとして

それは結局自分のためになってしまいます。

 

自分の近くだけごみを拾うのも

自分が心地よいからです。

 

また気を付けなくてはいけないのは

「地球のためにごみを拾う」と損益で考えると

ごみを捨てた人へと怒りが生まれます。

それでは本末転倒です。

 

資本主義から逃れらない、いや人間から損得を切り離せなくなってしまいました。

だからこそ損得の外側の行為は今を客観視でき

心身の余裕に繋がるのです。

 

そして、心身に余裕が生まれるから

所謂運が良いと考えられるのです。

 

ですので、私も切羽詰まっている様な時に散歩しながらごみを拾うようにしています。

気の超能力化


相手の心を読む

手をかざすだけで人が飛ぶ

人は理解が出来ない事を気や宇宙等の曖昧な言葉で片付けようとします。

 

これらはもちろん練習によって確率を上げる努力が欠かせないですが

脚色されたパフォーマンスであります。

 

例えば人の心を読む事は誰でもやっているはずです。

人は誰も言葉上だけで相手を判断してる訳ではございません。

心理学でも色々と行動と思考と言動が紐付けられていますし、それらを基幹に実践と練習によってかなり確率が上がります。

 

人が飛ぶのも催眠術であったり、フェイントのような技術が使われている結果人が飛ぶのもあり得ない話ではないです。

 

私が言いたいのはこれらは日常のある部分だけ切り出して理論化して鍛えた結果であり

超能力は魔法ではないということです。

私たちから見たら筋肉で100キロを軽々上げる能力は鍛えた結果の超能力です。

 

気とは万物のエネルギーの総称です。

普段使ってる電気や熱はもちろん脳波に至るまで全てを表します。

それらは私たちが思ってるほど数値で測定できる物だけではないですが魔法ほど空想の世界ではないです。

 

気(相手のエネルギー)を感じて相手の思考を読むのは誰もが行っている事であり

気(自分のエネルギー)で相手に影響を与えるのも普段から行っている事です。

 

それを勘違いしたり誇張して

「相手を触らないで飛ばせる」とか

「相手の全てが分かると」と

人の注意を集めるために行っているのです。

 

盲信しすぎることのなく生活したいですね。