よく科学と自然が対比で論じられます。
学校ですらそのように教わるかと思います。
自然を肯定してる人は
周波数がどうのこうのや昔の人間は凄かったなど言います。
周波数や歴史の研究こそ現代の賜物である
ということは一端置いておきますが
とにかく、現代社会は自然の一部です。
自然とは環境に順応する事をいいます。
昔の人は数キロ走っても疲れないみたいにいったとして
今の人間は走る必要が無いのです。
走る代わりに頭を使って走らない工夫をしてきました。
環境に順応しますね。
科学を否定するなら服も何もかも捨てて山の中で生きるべきです。
服があるから人は毛皮を捨ててツルツルの肌で生きてきました。
その分のエネルギーを頭だとか別に置き換えて
より工夫しながら生きてきています。
ですが、人間本来の物も忘れてはいけません。
毛皮で体温調節が出来るようになったとしても
爬虫類ではないので身体で発熱しないと生きていけません。
私たちは幅を重視します。
所謂退化した能力を追い求めるのではなく
退化したものは退化したと認め
良いバランスで生きていくことが重要です。
現代医学でも万病の元は自律神経の乱れだと言われています。
自律神経とは1か0かではなく
交感神経や迷走神経のバランスを意味します。
交感神経が働きすぎても迷走神経が働きすぎても
交感神経が働かなすぎても迷走神経が働かなすぎても不調になります。
単純化と複雑化がされている世の中ですが
偏りすぎず真ん中になりすぎず
何事もバランスが重要ですね。